ライフスタイルに合ったジム選びで続けやすい!4タイプのジムを比較
ジム通い女子になる!そう決めたのはいいものの、
たくさんのスポーツジムがあって、どうやって選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
そんなときは、目的や仕事・生活のスタイルに合ったジムを選ぶことが大切です。
なぜなら時間や料金や内容に不満があると、ジムに通う足が遠のいてしまうからです。
ではどんなジムがあるのでしょうか。
4パターンのスポーツジムのメリット・デメリットを比べてみます。
(◎がメリット、▲がデメリット、△はどちらともとれるといった具合に紹介します。)
公共スポーツセンターはとにかく料金が安い
東京都豊島区のスポーツセンターを例にしてお話していきます。
自治体(県や市や区のことです)が運営するスポーツセンターは、基本的に誰でも利用することができます。
◎会員費用が安い
ます、一番の魅力は「料金が安い」ということでしょう。
月会費を払って会員になることもできますし、1回ずつ料金を払って利用することもできます。
一回の料金は400円。月会員の場合は3500円です。
※自治体によって違いますのでご注意ください。
とっても安いですね!このお値段なら気兼ねなく通うことができそうです。
もちろん、区外に住んでいる人も利用できます。その場合の月会費は、区内に住んでいる人より500円ほど高いのですが、
他のスポーツジムに比べれば格安です。
◎施設設備が良い
豊島区スポーツセンターには、
- 体育館
- グラウンド
- 25メートルプール
- レッスンスタジオ
- トレーニングマシン室
- 更衣室・シャワー室(もちろん男女別)
- 会議室
があります。
受付でどの施設を利用したいかを伝えてチケットをもらうスタイルです。
体育館とグラウンドは、バスケ・バレー・フットサルなどを毎日やっています。
夜は大学生やママさんサークルなどが主に利用しているようです。
プールはアクアビクスなどのレッスンで1レーン、その他にも自由に泳いだり歩いたりできるレーンがあります。
夕方にはキッズのスイミングスクールも開催されています。
レッスンスタジオでは、ヨガやエアロビ、ストレッチやダンスなどのレッスンが日ごとに開催されています。
トレーニングマシン室にはルームランナーやエアロバイク、クロスフィットマシンなどが置かれています。
ダンベルや腹筋マシンもあり、一通りの筋トレマシンが揃えられています。
一回100円で利用できる鍵つきロッカーもあり、荷物の心配も不要です。
そしてこの100円、返ってきます。つまり実質無料のコインロッカーです。
シャワー室も完備されていますが、豊島区の場合はシャンプーやボディーソープなどの使用は禁止されています。
一通りのスポーツ設備が整っているので、今日はスタジオ、今日はプール、など使い分けることができますね!
▲昼間や休日は混んでいる
やはりお値段が安くて気軽に利用できるということで、混み合っていることが多いのがマイナスポイント。
特に昼間や土日はオバサマたちも多いです。
なるべくストレスフリーに通いたいなら平日の夕方以降の利用が比較的空いているので良いです。
会社帰りに寄るのがベストかもしれません。
一度、日曜の昼間にマシン室に行ったことがあるのですが、
ひとつのマシンに自分の荷物を置いて占領している方がおられました。(当然、占領は禁止されています)
荷物だけ置いてあってしばらくその方は戻ってこなかったので、マシンを使っていたら
「荷物置いてあったでしょう!あなた目も見えないの?」
と言われてかなり不快な思いをしたことがありますのでご注意ください。笑
▲閉店時間が早い
場合によってはこれが一番のデメリットです。
豊島区のスポーツセンターの営業時間は、朝9時から午後9時15分まで。
仕事帰りに最低でも1時間は利用したい!となると、シャワーなどの時間を含めたら午後8時前にはトレーニングをスタートさせなければなりません。
仕事が休みの日に利用するならば問題ないのですが、仕事帰りとなると時間との戦いです。
会社の定時が遅い方にはちょっと厳しいですよね。
朝も9時からですので(これは割りと普通ですが)、「仕事の前にサッと運動してから出社」というのはできないです。
24時間営業のトレーニングジム
ジョイフィットやエニタイムなどの24時間営業のジムが最近増えてきました。
料金も低価格ですし、セキュリティもしっかりしています。
時間に縛られずに通えるスタイルが人気で、これからもっと店舗が増えていきそうです。
一度申し込めば、全国どこでも利用可能というところも魅力的です。
ジムを退会する理由の多くが
- 時間が合わない
- 引越しなどで通えなくなった
といったことです。
24時間、全国どこでも利用できるということは、上記2つの原因を解消できるということです。
それゆえ続けていきやすいとも言えますね。
◎マシンもスタジオも
24時間営業で有名なジムは「エニタイム フィットネス」と「ジョイフィット」の2つ。
それぞれ見ていきましょう。
エニタイム フィットネス
マシン特化型のジムです。
黙々と自分との戦いをするジムと言えるでしょう。
上半身、下半身、ランニングなどのマシンが一通り揃っており、台数も多いので奪い合うこともしなくて済みます。
エニタイムは世界中に店舗を構えています。一度入会すればどこでも利用することができるのも魅力的ですね。
日本国内では300店舗を超えたようで、続々とニューオープンしています。
ジョイフィット
- スタジオプログラム(ダンスやエクササイズメイン)
- フィットネス(筋トレメイン)
- ヨガ
の3つのブランドがあり、24時間営業なのはフィットネスのみです。
(しかし他のブランドも早朝6時から深夜0時まで営業しています。)
3ブランド合わせて国内250店舗以上あります。
◎いつでも好きな時間・曜日に通える
この二つのジムに共通することは、24時間営業しているということです。
早朝でも深夜でも、自分の好きな時間に通うことができるのがとても良いですね。
仕事の都合で生活が不規則な方も、24時間営業なら安心です。
閉店時間を気にせずに利用できます。
◎パーソナルトレーニングを申し込める
エニタイムもジョイフィットも、有料ですがパーソナルトレーニングを申し込むことができます。
「1人ではどうやってトレーニングしたらよいかわからない」という問題も解消できます。
「どうしても1人だと怠けてしまう」という自分への甘さも、トレーナーさんと一緒なら安心です。ビシバシ指導していただきましょう。笑
ダイエットや鍛えたい筋肉について相談しながらトレーニングできるので、より運動効果が高まりますね。
※どちらのジムも、深夜・早朝はトレーナーさんはいないようです。
△公共のスポーツセンターよりは費用は高いがコスパ良し
料金は6,500円~7,000円/月 前後のところが多いようです。
両ジム共に、店舗によって料金が違います。通える場所の店舗の料金はあらかじめ調べておきましょう。
先に紹介した公共のスポーツセンターに比べれば倍ほどのお値段ですが、有名スポーツクラブよりはとっても安いです。
一ヶ月の内にいつでも通い放題、ということを考えるとかなコスパの高い料金設定であると言えます。
▲夜間・早朝はスタッフがいない
低価格にするための工夫で、夜間・早朝はジムのスタッフさんはいません。
スタッフを常駐させるということは、それだけ人件費がかさみ、会員費を値上げせざるを得ないからです。
その代わり、万が一何かあった時のために防犯カメラの設置とセキュリティー会社との連動で安心です。
ジムに入館するためのセキュリティーカードが会員一人ひとりに発行されますので、不振人物が入ってくるということもありません。
名の知れた有名スポーツクラブ
ゴールドジム、ティップクロスやセントラル、コナミスポーツなど、大手のスポーツジムはなんと言っても会員数が多い!
CMやチラシ広告もたくさん見かけるので、どんなジムなのかがあらかじめ分かりやすい点が入会のしやすさに繋がっています。
それぞれ力を入れているポイントが違いますが、楽しみながらトレーニングできるジムであるところが共通点です。
◎施設設備にとにかく気合が入っている
運動するという目的のプールやスタジオなどの施設設備は、公共のスポーツセンターも負けていません。
ですが大手スポーツジムの最大の特徴は、スポーツ以外の施設にも気合が入っていると言えます。
例えば、ほんの一例ですが
- スパやジャグジーがある温泉施設が楽しめる
- エステやリラクゼーションサロンがある
- 日焼けマシンが利用できる
- ゴルフの練習ができる
などです。
※それぞれのクラブや店舗によって違いがあります。
ただ運動するだけでは無機質でつまらない印象を持ってしまいますが、こういった娯楽設備も完備されていることによって、
通うことが楽しみになるようなシステムが作られています。
◎ダンスやヨガなど、多様なレッスンプログラムがある
レッスンプログラムにも工夫があります。
- 欧米生まれの最新のトレーニング方法を取り入れたレッスン
- 映像や音楽、エクササイズツールを駆使して楽しく全身を鍛えることができるプログラム
- 運動の強度別に分かれたヨガ、エアロビなどのレッスン
- ダイビングのライセンスを取得できるレッスン
毎日たくさんのクラスが設けられていて、「同じトレーニングでは飽きて続かない」という不安も解消できますね。
▲会員費用は1万円前後とお高め
楽しみながら通えるという反面、会員費用は高めの設定がされています。
店舗によって前後する場合がほとんどですが、おおよその料金は1ヶ月1万円~2万円といったところです。
費用はなるべく抑えたいという人にはなかなか難しい料金ですが、
たくさん通っていろいろなレッスンを受けたい人や、施設を楽しみたいという人にとってはコスパが高いとも言えますね。
会員の料金プランも何種類か設けている場合が多いです。
- 夜だけ利用できるナイト会員
- 平日だけのウィークデイ会員
- 土日祝日だけのホリデイ会員
- 通える回数に制限のある限定会員
など、そのジムによって料金プランが細やかに設定されていて、それぞれ料金が異なります。
女性注目のキックボクシングジム
男性やボクサーを目指す人が通うイメージがありますが、近年は女性からも注目を浴びているキックボクシング。
なんと女性専門のボクシングジムや、女性オンリーのクラスを設けたジムまで登場しています。
◎エクササイズと筋トレ両方を効率よくできる
なぜキックボクシングが注目されているのでしょうか。
それは、短時間で全身くまなく鍛えることができるからです。
キックボクシングといっても、下半身だけを動かすわけではありません。
もちろん上半身の動きも大切ですし、動き続けるにはスタミナも必要です。
エクササイズ要素の有酸素運動と、筋トレの無酸素運動を一度に両方行うことができるので
体を鍛えるにはピッタリの種目なのです。
◎心身共に強くなれる 護身にも
運動量やトレーニングとしての効果も大きく、強い体を作っていくことができます。
それだけではなく、ボクシングの基本を身につけていると、自分で自分の身を守る護身術としても心強いことでしょう。
女性は男性よりパワーがないですし、万が一の時の事を考えておかなければなりません。
最終的に自分を守れるのは自分です。
そういった面でも、格闘技は習っておいて損はないですよ。
▲施設設備はスポーツジムには劣る
これまで紹介したスポーツジムと比べると、ボクシングジムの施設はまだまだ男性的な施設かもしれません。
サンドバッグが天井から吊るされていて、ボクシングリングがあって、筋トレマシンがある。
そういったいわゆるイメージ通りのジムがまだまだ多いです。
しかし女性にも注目され始めた影響で、都心部のボクシングジムはどんどん綺麗な施設に変わってきています。
▲入会の敷居が高い
ボクシングと言えば、「あしたのジョー」。
やはり男性的なイメージがとても強いスポーツですよね…苦笑
そしてプロボクサーを目指す人が通うジムなのでは…と思ってしまいます。
なので入会するにも勇気がいるかもしれません。
ですから、ボクシングジムに通いたいと思ったら、まず施設見学をしてみるのがいいでしょう。
女性の会員がたくさんいる店舗や、女性専用レッスンが設けられているかを実際に目で見て話を聞いてみるのが一番です。
あなたのライフスタイルに合うジムはどれ?
せっかく自分のためにジムに通うのなら、長く続けられるジムを選ぶべきです。
そのために、自分の生活のサイクルに合ったジムを見つけましょう。
とにかく安く通いたいなら公共スポーツセンター
「初めから高い料金を払って、続けられなかったらどうしよう…」
という方は、近くの公共スポーツセンターを調べてみましょう。
市や区が管理運営するスポーツセンターの魅力はなんと言っても費用が安いということです。
1回500円前後、月会員ならば3,000円~4,000円程度で利用できるところがほとんどですので、お試しで様子を見てみるのにも最適です。
忙しくて時間がない人は24時間営業ジム
「仕事やプライベートがとにかく忙しい!」
という方には24時間営業のジョイフィットやエニタイムの店舗が近くにあるか検索してみましょう。
ジムの営業時間を気にしなくて済むということは、忙しいあなたには大きなメリットです。
いつでも通えて料金も優しいので、自分のペースでトレーニングしたい人にはおすすめです。
スタジオもプールも筋トレも…よくばりさんは有名スポーツクラブ
「筋トレマシンは苦手。楽しく運動を続けたい!」
という方は大手の有名スポーツクラブはいかがでしょうか。
レッスンの数も圧倒的に多いですし、運動設備だけでなく入浴施設もバッチリ完備されています。
店舗数も多いですので、自宅や会社の近くにどんなスポーツクラブがあるか調べてみましょう。
会員料金はやや高めの設定ですが、その分思う存分施設を使いこなしてしまいましょう。
みっちり強い体に鍛えたいならキックボクシングジム
「筋トレも、エクササイズも短時間でやりたい!」
そんなあなたはキックボクシングがいいのでは?
心も体も鍛え上げて、強くなりましょう。
女性が格闘技を身につけたら、もう怖いものはありません。笑
加えてキックボクシングは、足の筋肉を多く使うので美脚も目指せますよ。
キックボクシングは文字通りキックする動きをしますので、下半身のトレーニングには最適です。