ロカボ女子は大豆を食べよ!大豆があなたを健康な美ボディにする理由
美容、ダイエット、健康。
この3つは美しく輝く女子の永遠のテーマですね。
歳を重ねても美肌でいたい。
歳を重ねても美ボディでいたい。
歳を重ねても元気で健康な体でいたい。
ならば大豆を食べましょう。
日本には納豆やお豆腐といったすばらしい食べ物があります。
とあるテレビ番組でインタビューを受けた女性が、元気で長生きの秘訣は毎日納豆を食べることだと仰っていました。
大豆の魅力を紹介します。
美容にも良い、健康にも良い大豆の持つ力
少し前に偶然見たテレビで、健康と納豆のお話をやっていました。
「健康長寿がよく食べる発酵食品~血管を強く!老化STOP 納豆の力を徹底解明」3月6日放送
納豆はご存知、大豆でつくる発酵食品。
好き嫌いが分かれる食べ物ではあるけれど、みなさんは好きですか?
なんとなく大豆が体に良いことは知っているけど、実際はどんな風に良いのでしょうか。
美しさを保つ秘訣は大豆イソフラボン
「大豆イソフラボン」という言葉は美容に敏感な女子なら一度は聞いたことがあるはずです。
コスメでも大豆イソフラボンの効果を謳ったものが売られていますね。
大豆イソフラボンとは、そのなの通り大豆に含まれる成分の一つでポリフェノールの一種だそうです。
なんとこの成分、女性の卵巣から分泌されるエストロゲンという女性ホルモンと似た働きをしてくれるというのです。
女性ホルモンは
- 子宮に働いて赤ちゃんを育てるために体を準備する
- 女性らしいふっくらとした体を作る
- 髪や肌をきれいに整える
- 心の調子を整える
- 血流を良くする
- 胃腸の調子を整える
こんな風に女性の体を女性らしくするためには欠かせないものです。
そして大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをしてくれる上に、病気や細胞の抗酸化作用もあるとのこと。
こんな効果を持った大豆イソフラボン、美しさを追求する女子にはうれしいことが盛りだくさんというわけですね。
あらゆる病気の予防には大豆レシチン
「大豆レシチン」はあまり効きなれない言葉でした。
レシチンとは脂質の一種。卵黄にも多く含まれているそうです。
体の細胞に働く成分で、大豆レシチンは病気の原因の一つとも考えられているコレステロールを含んでいません。
この大豆レシチン、病気の予防に大きく役立ってくれるんだとか。
血液にたくさん溶け込んでしまった脂肪を運搬する働きをしてくれて、血液をサラサラにする効果があると!
血流が良くなると、冷え性が改善されたり、代謝がアップしたり、動脈硬化の予防にもなる。
その他にも、体を構成している細胞の膜を作るのもこの大豆レシチン。
細胞の膜は老化しやすいので、補給をしなければどんどんボロボロになっていくそうです。
ボロボロになるとは。
簡単に言うと、老化するということですよね。
老廃物が排出できなくなってしまい、肌が荒れたりシワが増えたり。
大豆を食べてこの細胞の膜を補強(?)して、病気や老化を防止できるということだそうです。
1日1食 大豆料理を食べよう
では実際にどうやって大豆を食べようかなと考えました。
日本には大豆を使った食べ物がたくさんあるけれど、その中でも手軽にチャレンジできる食べ方をいくつか紹介してみます。
納豆にちょい足しレシピでさらに効果アップ
ホテルや旅館の朝食では必ずといって良いほど納豆が用意されていますね。
おいしいご飯のお供の納豆はそのまま食べてもおいしいけれど、何か他の食材をちょい足しすれば飽きずにいろいろな味を楽しむことができます。
例えば、林先生のテレビ番組で紹介していたのは「サバ缶納豆」や「ネバネバばくだん」
サバ缶納豆
サバの水煮に納豆をプラス。
これだけ!超簡単!
納豆に含まれる大豆パワーに、サバにたっぷり含まれるDHAやEPAが合わさって血管と脳を老けさせない簡単おかずとして紹介されていました。
DHAやEPAは、うつ病やアルツハイマー、動脈硬化などの生活習慣病の予防に役立つ成分と言われていますね。
さらに血糖値の上昇も抑えてくれる働きもあるので、ロカボ食としても優秀!
関連記事>「身長150センチ女子が平均体重を目標に糖質制限したら9キロも痩せた話」
ネバネバばくだん
ネバネバばくだんも作り方はとっても簡単。
納豆、まぐろ、シラス、めかぶ、ネギ、ミョウガ、醤油、ごま油、あまみ油などを全部混ぜて完成です。
まぐろやシラス、めかぶはヘルシーでタンパク質やカルシウムを多く含んでいます。
小学校の家庭科の授業を思い出しますね。
農林水産省ホームページの「栄養素と食事バランスガイドとの関係」というページにも栄養素について書かれています。
血や肉や骨を作るこれらの栄養素と大豆の美容健康成分が合わさって健康食そのものです。
サラダにお豆腐をプラスしてボリュームランチ
お豆腐はなんにでも合いますね。そのまま冷奴にしてもいいし、寒い冬には湯豆腐にして体を温めてもよし。
お昼時に食べるなら、サラダにプラスするのがおすすめです。
野菜をお腹いっぱい食べるには結構な量が必要だけれど、お豆腐をプラスすれば満腹感UPします。
低糖質メニューなのでダイエットにも効果的だし、ランチで食べれば午後の眠気も抑えられます。
関連記事>「食後の眠気は血糖値が原因?緩やかな糖質制限で元気と健康をコントロール 」
ヘルシーでどんな料理にも合わせやすくて栄養価が高いことが注目されて、TOFUという言葉が世界中で知られるようになりました。
それほどお豆腐は健康を目指す人には欠かせない食品ということでしょう。
豆乳そのままが苦手な人はシチューはいかが?
豆乳、大好きです。
調整豆乳やジュースのようなおいしい豆乳もたくさん売られていますね。
無調整の豆乳の味が苦手だという人も多いと思います。
そんな人は、牛乳の変わりに豆乳を使ったシチューや、お鍋のスープにしてみたらどうでしょうか。
火を通すことで独特の味も和らぐし、他の食材にも意外にもマッチするんですよ。
某大手しゃぶしゃぶチェーン店でも豆乳出汁を提供したりしています。
そうやって料理にプラスすれば、豆乳が苦手な人も取り入れやすいですね。
ソイプロテインで手軽に摂れる
大豆たんぱくのプロテインもあります。
こちらは水や牛乳に溶かして飲むタイプですが、調理をしなくて良いので手軽ですね。
少し飲みにくさはありますが、パパっと飲めるので忙しいOLさんにもオススメです。
タンパク質の摂りすぎは危険?
さて、大豆の魅力を熱く語ってしまったけれど注意することもあるのです。
大豆はタンパク質がたくさん含まれている食品。
たくさん摂ることはとてもいいことなのだけれど、大切なのは適切な量を食べること。
余ったエネルギーで体重増加の可能性
大豆は植物の種の部分です。
種ということは、これから植物が成長していくためのエネルギーがたくさん含まれています。
そのエネルギーがわたしたちを健康にしてくれるわけなのですが、食べ過ぎると当然消費しきれずに余ってしまいます。
余ったエネルギーはどうなるか。
人間の体はそれを蓄えておこうとするので、結果的に太る原因になり得る。
1日のタンパク質の摂取量の目安は成人女性で40グラムということです。
食べ過ぎないように気をつけましょう。
臓器がフル稼働して負担がかかる
適切な量ならなんら問題ないのですが、タンパク質を大量に摂取すると肝臓と腎臓に負担がかかるということが言われているようです。
肝臓や腎臓は体の中の老廃物を分解したり漉し(こし)取ったりする働きをしてくれます。
タンパク質は消化の際に老廃物を排出するので、肝臓や腎臓は老廃物の処理に大忙し。
ごみが溜まりすぎた掃除機は吸引力が落ちますね。そんなイメージでしょうか。
そのまま放っておけば故障の原因になってしまいます。
大豆は元気と美しさの源
ロカボで健康と美ボディを目指す女子はもう一度食事を振り返って積極的に大豆を食べましょう。
大豆には嬉しい効果が盛りだくさんです。
女性ホルモンに似ているイソフラボンが美しさを手助け
大豆イソフラボン。
コスメで体の外から取り入れるのも良いけれど、食べることでもっと効率よく働いてくれる。
女性ホルモンに似た働きで、より女性らしい美しい体とお肌を作ってくれます。
つやつやの髪や美肌の手助けをしてくれるし、妊活や生理の時の不調にも効果的。
細胞の老化を食い止めて病気予防
大豆レシチンは細胞の膜を構成する大切な成分。
細胞の膜は壊れてしまったら補給してあげないといけません。
放っておけば、お肌がボロボロになるだけではなく、体の機能もどんどん衰えて病気にもなりやすい。
何歳になっても元気でいるためには大豆レシチンを補給して病気を予防したいものです。
1日1食に1回大豆を食べよう
いくら体に嬉しい成分がたっぷりだからといって摂りすぎは厳禁です。
かえって肝臓や腎臓を痛めつけてしまう恐れもあるとのこと。
何事も適切な量が大切ということです。
1日1食を目安に大豆製品を取り入れて、何歳になっても健康で美しくいましょうね。