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ダイビングとオーガニックで美しい人生を送るブログ

シュノーケリングの次は体験ダイビング 泳げない人も安心・感動の世界

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海、好きですか?

「はい!海好きです。大好きです。」

そう答えたあなたは、ダイビングをやってみようと思った事はありますか?

 

スキューバダイビングは、呼吸するためのタンクを背負って海の中を冒険するマリンスポーツで。

誰かと競ったりするスポーツではありませんし、何歳になってもできるスポーツです。

水泳が苦手でもできますよ。

 

せっかく海が好きならば、海の中の世界を覗いてみたくはありませんか?

 

「ダイビング、詳しいことはよく知らないけれど、やってみたいなぁ」

というあなたに、ダイビングのことを紹介します。

 

スキューバダイビングの世界にはお金以上の価値がある

スキューバダイビングは器材を背負って普通に呼吸をしながら海の中の世界を楽しむスポーツです。

反対にスキンダイビング・フリーダイビングとは、フィンとマスク以外は何も身に着けず、ひと呼吸で潜るスポーツのことを言います。

 

どちらも海の中に潜るスポーツですが、スキューバダイビングは呼吸が苦しくなることはありません。

しっかりとルールを守れば、誰と競うわけでもなく、すばらしい海の世界を楽しむことがきます。

 

魚の群れや美しいサンゴ礁を間近で見ることは、あなたの人生を変えるキッカケになるかもしれませんよ。

 

特別な資格や訓練が必要なの?体験ダイビングって?

スキューバダイビングを楽しむにはライセンスが必要です。

ライセンス取得については「【ダイビングライセンス取得 体験談】オープン・ウォーター講習の流れ」でわたしがPADIのCカード(ライセンスのことです)を取得した時の体験談を書きましたのでぜひ読んでくださいね。

 

でも実は、ライセンスがなくても「体験ダイビング」というものがあるんです。

体験ダイビングとは、その名のとおり、「ダイビング」を「体験」できるアクティビティの事。

水面から海を楽しむシュノーケリングは定番だけれど、海が好きならまずはお試しでダイビングがどのようなものか体験してみましょう。

 

まず初めに機材の使い方や呼吸のコツ、耳抜きの仕方などを陸上で教えてもらうところからスタートです。

きちんと理解したら器材を背負って、いざ海の中へ。

 

インストラクターさんと一緒に浅くて安全なポイントに潜ります。

インストラクターさんはいつもすぐ近くで見守ってくれるから安心です。

水深はだいたい10メートルくらい、時間は1回のダイブで30分~40分程度が多いようですよ。

各ショップさんのプランにもよるけれど、2本目も潜れるところもたくさんあります。

 

始めてのダイビングは奄美地方や沖縄がおすすめです。

なんと言っても海と太陽がキラキラ。

クリスタルブルーの海が待っています。

澄み渡った海中にはたくさんのサンゴやお魚たち、高確率でウミガメさんやニモやドリーにも会えますよ。

 

関東や伊豆地方でも体験ダイビングはできますが、やはり南国の海と比べるとイマイチぱっとしません。

伊豆には伊豆の楽しむ要素はたくさんあるのですが(ウミウシやソフトコーラルなど最高です)、

一番初めは透明度が高くてキラキラの海を見た方が感動的ですよ。

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サンゴ礁の美しい景色は南の海でしか見ることができません。

 

海への入り口は2種類 ビーチとボート

海に入る方法は、ビーチエントリーとボートエントリーの2種類。どちらも読んで字のごとく、

 

ビーチ(海岸や砂浜)で器材の準備をして歩いて海に入るか、

ボート(船)に乗って港や浜辺を離れ、ポイントに着いたら船の上からえ~~い!って飛び込んで入るかです。(これだけ聞くとちょっと怖そうに聞こえてしまいますね…苦笑)

 

ビーチの良い所は、足がつくところからだんだん深いところに潜っていくので安心感があること。

対してボートは海の上からのスタート。チームのダイバーさんたちと一緒に「せーの!」で海に入る。

 

ボートエントリーはちょっとだけ勇気が要るかもしれないけれど(わたしは全然怖くなかったですよ)、重い機材を背負ってたくさん歩く必要はないんです。

それに、器材のお陰で海にドボンしてもきちんと浮きますので安心してくださいね。

 

体験ダイビングの道具って何が必要なの?服装や持ち物は?

体験ダイビングで海に潜るために必要な器材はすべてレンタルできます。

なのでダイビングのために特別に何かを新しく買う必要はありません。

 

自分で用意する持ち物

  1. 水着(上下分かれているもの、フリルなどの装飾が無いものが良いですよ)
  2. バスタオル、スポーツタオル
  3. ビーサン
  4. 酔い止め薬(船に乗らなくても必ず飲みましょう)
  5. 動きやすい服装

水着を宿泊先からあらかじめ着て行く場合は下着もお忘れなく。帰りに困っちゃいますよ!

 

4の酔い止めを必ず飲んだ方が良い理由ですが、海の中にはうねりや潮の流れが少なからずあります。

海中という慣れない環境は、普段乗り物酔いを全くしない人も酔わせてしまうからです。

現地での乗り物での移動中や、ダイビング中に気持ち悪くなってしまってはせっかくの素晴らしい経験が台無しになってしまいます。

 

ですからダイビングに出発する朝に必ず飲んでおいてくださいね。

ちなみに、「アネロン ニスキャップ」 という酔い止めが最強です。ダイバーや釣り人など海に出る人ならみんなこの酔い止めを飲んでいると言っても過言ではありません。

普通に薬局で売っていますよ。ネットでも買うことができます!

 

それから2のタオルですが、おすすめは

小さめでかさばらないタイプのバスタオル1枚と、

頭から被るポンチョタイプのお着替えタオル1枚(1着?)

です。バスタオルは海から上がって髪や体を拭くのに使います。

お着替えポンチョは防寒にもなりますし、女性は着替えをするのに何かと大変ですので。

あるととっても助かりますよ♪

 

5の服装について、NGな服装を挙げますね。

  • スカートやヒラヒラしたボトムス 
  • 濡らしたくない靴、ヒール、脱ぐのに時間がかかる靴
  • オールインワンタイプの服

これらがなぜダメなのかは、単純に動きにくく汚れる可能性があるからです。

野外の、ましてや海のスポーツですので裾が長いと必ず濡れて汚れます。

 

ショートパンツにTシャツ、パーカー、ビーサンが1番良いです。

サングラスと帽子があると尚よしですよ♪

 

体験ダイビングとセットのレンタル器材

  1. ウエットスーツ(水着の上から着ます)
  2. 浮力を調節する重り(ベルトにウェイト玉を通して腰につけます)
  3. 呼吸をするための空気のボンベと口にくわえる道具(レギュレータといいます)
  4. ボンベを固定し、空気の量を調節して浮いたり沈んだりできるベスト(BCDといいます)
  5. 鼻まで覆う水中マスクとシュノーケル、足ひれ(3点セットと呼びます)
  6. 手のひら保護用手袋

 

これらを身にまとえば準備完了です。

全部お店で貸してくれるますので、何も持っていなくて大丈夫です。

レンタル料金は体験ダイビングの料金に含まれていることがほとんどですが、念のために必ず予約時に確認しましょうね。

 

器材を全て装着すると、女子には結構重いです。体感だけれど、20キロくらいあるはずです。

 

でも安心してください!

インストラクターさんが支えてくれますし、海の中に入ってしまえばその重さは1グラムも感じません

浮力があるからです。

陸上でそれを背負っていなければいけない時間は海に入る直前だけです。重めのリュック背負ってると思えば余裕です。

 

ダイビング初心者さんの持ち物リスト【前編】

ダイビング初心者さんの持ち物リスト【後編】

こちらも合わせて読んでみてください。

初心者さんにも分かりやすく、持ち物を紹介しました。

 

【不安解消】水泳が得意でなくても問題なし

学生時代のプールの授業は、苦手でしたか?

 

体験ダイビングをやるかやらないかで迷っている人の1番のネックは、

泳ぐことが苦手でも大丈夫か?

ということではないでしょうか。

 

大丈夫です。問題ありません。

 

足ひれをつけているからキチンと前に進みます。

沈んでいかないようにインストラクターさんが支えてくれています。誘導もしてくれます。

器材を装備しているので、呼吸も苦しくありません。

 

ダイビング始めてから分かったことがあるんです。

それは、ダイビングは水泳の泳ぎ方は必要ないということです。

 

学生のプールの授業って、水着と水中ゴーグルしかつけていませんね。足ひれはありません。

それで「いかに速く泳ぐか、いかに長く泳ぐか」というのが水泳です。

 

学校の授業は、もしも川に落ちてしまったら、とかそういう時のために最低限泳げるようになりましょうっていうのが目的の一つだから、身体一つなのは当たり前かもしれないですがね。

 

スイミングスクールは、よりキレイに、より速く、より長い距離泳げるようになりましょうっていう競技色が強めです。

わたしも小学生の時にその類のスイミングスクールに通っていたから、

泳ぐ=速く泳ぐ

という先入観で頭の中は満たされていました。

 

…しかしダイビングは違いました。

 

ダイビングは、息切れするような泳ぎ方は絶対NGというルールがあります。

じゃあどのように泳ぐのか。

 

キラキラの海の中を漂う。浮遊するのです。

 

必死になってバタ足をしてスピードを求めることはNGで、誰かと競争することもありません。

カメラを持っていれば(レンタルできるショップもたくさんあります)水中の写真だって撮っていいんです。

インスタ栄えも狙えますよ。

 

まとめ~体験ダイビングはライセンス不要でお手軽現実逃避できる

スキューバの体験ダイビングは、タンクと機材を背負ってインストラクターさんにリードしてもらって行います。

学生時代に水泳で苦い経験をした方も安心して海に潜ることができますよ。

もちろんライセンスは不要です。

  • カナヅチさんでも全然OK
  • 本当に普通に呼吸できる
  • 持ち物はタオルと水着と酔い止めだけ

 

ダイビングの魅力は無になれること

わたしは争い事が苦手です。競争もできればやりたくないです。

ゴルフも趣味のひとつですが、スコアを競うスポーツでもあるから、競争大好きな人とコース回るのはちょっと疲れちゃいます…

 

でもダイビングは違います。

今まで出会ったスポーツで唯一、誰とも競わないスポーツ。

 

そしてなにより、キラキラのブルーの世界はとっても神秘的で癒されます。

水中ですので言葉を発しなくて済みます。

嫌なことを忘れて無になれます。

 

ただ、海をぼけ~~~~~っと見ているだけでも癒されるけれど、

海の中の世界はもっと感動的で、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

 

もし何か悩んでいたり、新しいことを初めてみたかったり、現実逃避したければ、

1度、体験ダイビングに行ってみてください。

 

きっと新しい世界が待っていますよ!

 

www.delphis-blue.com