雨が降ってもダイビングはOK!天気が良くない日のおすすめ持ち物
今回は、雨の日のダイビングも楽しんでもらうために持っててよかったグッズを紹介します。
そもそも、雨の日はダイビングできるのか、始めたばかりの初心者ダイバーさんは疑問に思いますよね。
程度にもよりますが、もちろん雨が降っていてもダイビングは可能です!
でも晴れている日に比べると、着替えや持ち物はどうしたら良いのか迷ってしまいますね。
わたしが1番持ってて良かったと思ったグッズは、「防水リュック」です。
これがあれば、着替えや貴重品も濡れずに済みますし、リュックなので両手も空いて移動中に傘も差せます。
加えて雨の日にダイビングに向かう移動中の服装も紹介したいと思います。
晴れの日だけがダイビング日和ではない!
わたしが初めてダイビングをした日は、沖縄地方がちょうど梅雨入りしたときでした。
「雨の日はダイビングできるのかしら」
という不安がよぎりました。だって野球やサッカーの試合は雨天中止になったりするし…。
でもお世話になるダイビングショップに問い合わせたところ、
「お天気はなんにも問題ないですよ!だって海に入ればどうせ濡れるんですし☆★」
と陽気な回答をもらい一安心!
(確かに…何を心配していたのやら)
と思ったのを覚えています。
台風・強風・雷以外なら潜れるよ!
まだ晴れの日しか潜ったことがないダイバーさん、安心してください。
ダイビングはよっぽど海が荒れなければ潜ることができます。それもダイビングの良いところ♪
逆に、潜れないお天気はどういう状態かというと、
- 台風接近中
- 傘がひっくり返るくらいの強風
- 雷を伴う嵐
です。
潜るポイントによってはそんなに酷いお天気でなくてもクローズしてしまうところもあります。
しかし、大きくいうと上記の場合以外はダイビングを楽しむことができるでしょう。
雨の日ダイビングの便利グッズ
雨でも潜れる!ということはとても嬉しいことですね。
ウエットスーツに身を包み、器材を装備している状態の時はもはや雨は敵ではありません。
ですが問題なのはスーツを脱いでいる時。
旅の行き帰りや、アフターダイビング(ダイビングが終わった後のことです)は雨に濡れると何かと厄介・・
海に潜らない旅行の場合は、傘やレインコートなどあれば事なきを得ますが、ダイビング旅行はどうでしょう。
アクティブスポーツですので、おめかしスタイルの持ち物ではせっかくのかわいい持ち物も台無しです。
防水リュック
まず、カバンは大きめの防水リュックが鉄板です。
撥水加工がしてあるものでも良いのですが、たくさん濡れるとしみ込んでしまうのでやはり防水タイプのものが良いです。
リュックには貴重品や着替えを入れますので、万が一どしゃ降りになってしまったら大変です。
それに備えるためにも、リュックは防水のものを選びましょう。
サイズは大きめのがおすすめです。20リットル以上はあったほうが良いでしょう。
着替えや飲み物などを入れることを考えたら、大は小を兼ねるです。
ダイビング(マリンスポーツ)用、自転車用、登山用、などたくさんの種類のものがありますので、自分の好きな色や形で選びましょう。
布団圧縮袋
「 何に使うの!?」
とお思いですか?
これは、ダイビングの後に濡れたBCDやウェットスーツなどの大きな器材をしまうためのものです。
わたしは厚手タイプの布団圧縮袋を持って行っています。
器材が傷んでしまうので、圧縮はせずに軽く空気だけ抜いて使います。
これがあれば、雨が降っていて洗った器材を干せなくてもキャリーケースを濡らさずにしまうことができます!
(といっても多少は濡れてしまいますが…)
始めは90リットルのゴミ袋を使っていたのですが、ゴミ袋は薄くてすぐ破けちゃうんですね…
かわりに何かいいものないかな~と探していたら出会いました。
丈夫だし乾かせば何回も使えるのでおすすめですよ!
雨の日の行き帰りの服装
ではダイビング旅行の服装はというと、これまたリゾートに行くからといってマキシ丈のワンピースはおすすめできません。
まず裾が汚れますし、海周辺は風もあるので大変です。マリリンモンローになります。
多少雨で濡れて、汚れても良い服を選びましょうね。
撥水加工のパーカー
これは重宝します。雨が降ると夏でも肌寒いですし。
ダイビング用に暴風・防寒のボートコートというものもありますが、これはウェットスーツの上から着るのが基本です。
行き帰りは撥水加工がしてあるパーカーやレインジャケットが良いです。
もし持ち合わせていなければ、アウトドア用のレインパーカーを買っておきましょう。
小さく折りたためるタイプはリュックにしまえるので良いですね!
晴れで着ていなくても邪魔ににならずに済みます。
裾がすぼまるジャージ素材のズボン
最近はジョガーパンツなるものが沢山売っています。
スポーツタイプのものなら速乾性もあり、多少濡れても気持ち悪くありません。
裾がすぼまるタイプが良い理由は、野外のトイレ(ダイビングセンターなどは床が濡れていますので)の時に汚れずに済むからです。
夏場ならばショートパンツでも良いのですが、足が雨に濡れた状態で建物に入るとエアコンでめちゃめちゃ寒いですよ!
レインシューズまたはギョサン
足元は、レインシューズ(長靴の人もたくさんいます)やギョサンにしましょう。
どうしても濡れます。ほぼ確実に濡れますので、まちがってもお気に入りの靴はやめましょう。
わたしの相棒はギョサンです。
これぞ最強のサンダル!
普通のビーチサンダルは滑ります!つるつるです。危ないです。あと、鼻緒の付け根が痛いです。
それに比べてこのギョサンは、まず全然滑りません。鼻緒も痛くないです。お値段もやさしいです。
ダイバーさんはみんな履いています♪
釣り人さんも履いています♪
わたしは都会の街でも履いています♪
(さすがに冬は素足では寒いので長靴に衣替えです)
まだ持っていない人は、騙されたと思って買ってみてください。
雨の日ダイビングに役立つ持ち物と服装のまとめ
嵐でなければ雨の日だってダイビングできちゃいます。
海に入ってしまえばこっちのもの。晴れの日よりは少し海中は暗いですが、なんら快適に潜ることができます。
もし余裕があれば、ダイブ中に水面を見上げてみてください。
雨が水面に叩きつけられている光景もなかなか素敵なんですよ。ダイバーにしか見ることができない光景です。
防水リュックと布団圧縮袋で水滴ガード
着替えや貴重品を雨で濡らさないためにも、リュックは防水タイプの少し大きめのものを選びましょう。
先ほど紹介し忘れましたが、傘を持っていくならコンパクトな折り畳み傘の一択です。
ビニール傘は便利ですがとにかく邪魔になります。軽くて小さな折り畳み傘を選びましょうね。
それから厚手の布団圧縮袋です。
びしょ濡れの器材をそのままキャリーケースにしまうと水漏れしますので、丈夫な袋に入れてからしまいましょう。
くれぐれも圧縮はしないように!器材が傷んじゃいます(> <)
もちろんスーパーの袋ややや小さめのゴミ袋もあると便利ですよ。
レインパーカーとジョガーパンツで寒さ対策も忘れずに
行き帰りの服装は、レインパーカーとジョガーパンツで。
雨に濡れると体温が奪われます。寒いです。
ショートパンツでもOKですが、防寒の意味で長ズボンも持っているほうが安心です。
女性に冷えは禁物です。
夏はギョサン/冬は長靴で足元もバッチリ
足元は雨で濡れても大丈夫なように、ギョサン・長靴がおすすめです。
ズボンよりもなによりも、足先が濡れたままの状態がいちばん気持ち悪いですよね。(臭いますし…)
一般的なビーチサンダルはつるつる滑って危険ですのでギョサンがおすすめです!
いかがでしたか?
わたしの初めての雨ダイビングは真夏のどしゃ降りでした…着替えはなんとか無事だったものの、
リュックはびちゃびちゃ、ビニール傘はとても邪魔、ショートパンツでの電車移動は凍える寒さでした。
雨の日でもちょっとだけ快適にダイビングするためのグッズと服装のご紹介でした。
初心者ダイバーさんの疑問に少しでも役立てば嬉しいです!