夏バテ?食欲がない時でも食べられる体に優しい食べ物
「ちょっと夏バテ気味かも…?」
「ここ数日、全然食欲が無いな…」
連日続く猛暑、キンキンに冷えたオフィスやビルの中。
わたしたちの体はその急激な温度の変化についていけません。
夏バテは予防するのが1番ですが、
もしもバテてしまって食欲がない時は何を食べたら良いのでしょうか?
今回は『食欲がない時でも食べられる食べ物』について紹介したいと思います。
ただし、数日間食欲がない状態が続くようならすぐに病院へ行きましょうね。
- 夏バテで本当に食欲不振な時に簡単に食べられるさっぱりした食べ物
- 冷たい飲み物やアイスが良くない理由
- 水分補給はこまめに!スポーツドリンクではなくお水を
- まとめ|食欲不振、夏バテしちゃっても栄養補給は忘れずに
夏バテで本当に食欲不振な時に簡単に食べられるさっぱりした食べ物
「クエン酸」と「ビタミン」を意識して取るのがおすすめです。
クエン酸は疲労回復に、ビタミンは体を動かすエネルギーを作り出すのを助けてくれます。
夏バテ状態の時は
食欲がなくて何も食べられない
↓
体を動かすエネルギーが足りない
↓
だるい
と負の連鎖が続いてしまいます。
何か少しでも良いので栄養を補給しなければなりません。
梅干しはひと口で食べられてさっぱりクエン酸摂取
梅干しに含まれているクエン酸は疲労回復を促進する働きがあると言われています。
※これについてはハッキリとしたエビデンス(証拠)が不十分、など諸説あるようですが…。
暑くて体がバテてしまっている時、さっぱりした梅干しは食べやすいのです。
体を動かすエネルギーとなる、タンパク質や炭水化物と一緒に食べると食が進みやすいです。
アーモンドなどのナッツはビタミンが豊富
ナッツ類の素晴らしいところは、栄養価がとても高いということです。
ビタミンE、食物繊維、カルシウムやカリウムなど、健康を意識する人ならば聞いたことのある栄養素がギュッと詰まっています。
そしてカロリーも比較的高いので、食欲不振時のエネルギー源にもなってくれます。
1粒も小さいので、食欲が全然なくても比較的食べやすいのです。
するっと食べられるお豆腐でタンパク質を
体を動かすためのエネルギーは、炭水化物やタンパク質を摂ることによって得られます。
しかし食欲がないときのお米(炭水化物)やお肉(タンパク質)は正直キツイですよね…
ガッツリ食べられません。
そういうときはお豆腐がおすすめです。
お豆腐をそのまま食べても良し、ひと手間加えてもさっぱり食べられる食材です。
関連記事>「ロカボ女子は大豆を食べよ!大豆があなたを健康な美ボディにする理由 」
大豆の高い栄養価で胃腸を整えてくれ、おまけにキレイな体を作る手助けもしてくれます。
冷たい飲み物やアイスが良くない理由
気温が暑いとついキンキンに冷えた飲み物が飲みたくなりますよね。
アイスも食べたくなるかもしれません。
しかしそれらばかりを食べるのはやめてくださいね。
冷たい飲み物やアイスはその時の一瞬は美味しいのですが、体を芯から冷やしてしまいます。
胃腸にダイレクトに冷たさが伝わって、食べ物の消化がしにくくなります。
そして、アイスには信じられないくらいの砂糖(糖質)が含まれています。
関連記事>「【体に悪い食べ物は手放す】食事の見直しで体質改善、そして未来が明るくなる」
こちらの記事で体に悪い食べ物を紹介しています。
その中で糖質についても紹介していますので読んでくださいね。
砂糖が多く含まれたものを食べすぎると血糖値が急上昇します。
すると眠くなったり、だるくなったりしてしまいますので注意が必要です。
水分補給はこまめに!スポーツドリンクではなくお水を
「たくさん汗をかいたら水分を補給しましょう」
ということはなんとなく皆さん知ってはいるのです。
しかし、問題は何を飲むかです。
おすすめは『お水をこまめにたくさん飲むこと』です。
スポーツドリンクではありません。
スポーツドリンクは体に水分を吸収しやすいようにできていますが、
市販で売られているスポーツドリンクの多くは大量の砂糖が入っています。
カラカラに喉が乾いている時はスポーツドリンクは効果的かもしれません。
しかし、カラカラにならないようにこまめに水分を取ることが大切です。
「塩分も必要だから」とお思いになるかもしれませんね。
塩分は食べ物で摂ればよいのですよ。
先にご紹介した梅干しも塩分です。
まとめ|食欲不振、夏バテしちゃっても栄養補給は忘れずに
この記事のおさらいです。
どうしても夏バテで食欲が出ないという時は、量を食べなくても栄養が摂れるものを選んでみてください。
- 梅干しの酸っぱさとしょっぱさでクエン酸と塩分補給
- ナッツでミネラルとエネルギーを補給
- お豆腐ならタンパク質をするっと摂取できる
反対に、暑いからといって冷たすぎるものは禁物です。
- キンキンに冷えたスポーツドリンクやアイスは胃腸を冷やす
- 大量に含まれた砂糖は余計に体をだるくする
喉が渇く前からお水をこまめに飲みましょう。
1日に飲むお水は夏場なら2リットルを目安に。
1度に飲もうとすると多すぎる量ですが、
- 朝起きてすぐ
- 仕事中も忘れずに
- お家についたら
- お風呂に入る前
- ベッドに入る前
このタイミングでお水を飲むことを心がけましょう。
すると案外2リットルはあっと言う間に飲めてしまいますよ。
夏バテになってしまっても、大切なのは栄養と水分を摂ることです。
無理して食べるのもキツイですから、少しでもいいので意識してこの記事に書いたことを取り入れてみてください。