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嫌われる勇気|対人関係で悩んだら読む本【書籍紹介】

馬 水辺に連れていくことはできる

わたしは嫌われるのが怖い

 

そう言葉にしたのがこの本を読むきっかけでした。

いつも他人の顔色を伺い、相手の気持ちを逆なでしないように

『いい子』でいること。

それは、「生きづらい」と感じる最も大きな理由です。

 

この本を読んで知った考え方
  • 悩みはすべて対人関係
  • 生きづらいのは他人の問題に踏み込んでいるから
  • □□するために、〇〇してきた

【嫌われる勇気 岸見一郎/古賀史健 著】は

アドラー心理学を議論する哲人と青年の2人が主人公。

会話形式で書かれた書籍です。

 

自分は変わることができる。

自分が変われば周りも変わる。

 

 

アドラー心理学 グサッと刺さる考え方【ネタバレ注意】

アドラーの心理学は、『全ての悩みは対人関係の中にある』としています。

この本を読み進めながら、気になったポイントをTwitterでつぶやいていました。

 

【課題の分離】この問題はわたしの問題か?他人の問題か?

馬 水辺 ことわざ

例えば、

子供が学校から帰ってきてゲームばかりやっている。

いつまで経っても机に向かおうとせず、いい加減こちらもイライラしてきた。

「勉強しなさいよ!」

「あなたの為を思って言っているんだよ」

しかしアドラー的に考えると、

『子供が勉強するか、しないか』ということは『子供の問題であって、わたしの問題ではない

と。

 

他人の課題はわたしには解決できないと考えます。

 

それじゃ元も子もないじゃないか!と思いますよね、普通。

そこで

ということです。

 

わたしにできることは、

相手が何をしているかを知った上で、見守る

『口出しはしない、でもいつでも援助する準備はできているよ

と伝えること。

 

馬が水を飲むかどうかは、馬の問題。

強制的に飲ませることは出来ない。ということを理解しておく必要があるのですね。

 

 

【目的論】〇〇だから、わたしはこうなった!→それはちがう

勉強しなかったから、出世できない?

アドラーの考え方は、

「過去に〇〇だったから、今のわたしは□□なのだ」

ということを否定しています。

 

ではどう考えるというのか。

今わたしは□□するために、過去に〇〇をしたのだ

です。

 

…ここはちょっと難しかった。

再び例え話を。

 

とある県立高校出身の女の子。

その高校は、東大の合格者を毎年何人も輩出する優秀な進学校でした。

 

同級生は国立・私立の超有名大学を卒業し、それぞれ素晴らしい人生を歩んでいる。

しかし彼女は今、定職に就いてはいるものの、キャリアを掴むことができる立場ではありません。

 

それはなぜか。

「高校時代に真面目に勉強せず、進学校だったにも関わらず大学に進学しなかったから」

でしょうか?

 

逆です。

彼女が自由で責任の重くない仕事をするために、高校時代に勉強するのをやめる という選択をした

ということになります。

 

これが、『アドラーの唱える目的論』です。

 

この例え話の結末を少し。

高校時代に勉強せず、大学にも行かずにキャリアを掴まない仕事をしている彼女は今、

不幸せなのか?後悔しているのか?

 

仕事に置ける地位は重要ではないと思っているし、

重たい責任を負わずにフットワーク軽く生きることを楽しんでいるし、

そのお陰で新しい出逢いがあったり、今まで知らなかった世界を歩き出しています。

 

不幸せだと思ったことは無いし、

今までのことを後悔したりもしていません。(^ω^)

 

アドラー心理学、感想はまだ続きます

すこし長くなりそうなので、記事を追記しながら書きたいと思います。

 

【嫌われる勇気】の序盤で衝撃を受けたことは、

 

  • 「他人の問題はわたしには解決できない」のに、わたしの思い通りになってほしいと思って悩んだりする
  • 「目的のために、その決断をしてきた」ということ。

正直、難しいです。

1回読んだだけでは全然理解するまでに至っていません。

そしてこの記事で書いたことはほんの序盤…

 

興味深い本と出会いました。

人間関係で悩んでいる人は、手にとってみてください。

ドラマにもなっているみたいですね(^^)