ウェットスーツの洗い方|環境に優しい!専用ヤシ洗剤で罪悪感知らず
ダイバーの皆様、ウェットスーツの洗剤はどんなものを使って洗っていますか?
わたしは、
人と自然にやさしい天然ヤシ由来原料使用
ウェットスーツ専用シャンプー
を使っています。
ダイバーたるもの、やはり洗剤1つ取っても海の環境に配慮したものがいい!と探していたところに出会ったのが、このヤシ由来洗剤です。
これを使えば海は汚さず、ウェットスーツの汚れをスッキリ落としてくれるのです。
海に優しいダイバーさんのための洗剤ですね。
この記事ではそんなステキなウェットスーツ専用シャンプーのご紹介をしたいと思います。
ウェットスーツ専用シャンプーは天然ヤシ由来で海を守る
このウェットスーツ用洗剤、
人と自然にやさしい天然ヤシ由来原料使用
と書かれています。
海に優しいことがダイバーの宿命!これはもう買うしかない、と見つけてすぐにポチっと購入しました。
無香料・無着色で自然に還る優しさ
透明のボトルに透明の液体洗剤なので、パッケージの字が見にくいのですが…
商品の説明を引用します。
天然ヤシ由来原料をベースに作った専用シャンプー。
WAX汚れ、皮脂や蛋白汚れを特殊界面活性剤と酵素の相乗効果で強力洗浄。
泡切れがよくすすぎも簡単なので節水効果も高まります。
また、無香性無着色で天然成分由来の原料を使用。
使用後の排水は、微生物が分解してくれるので自然界にもどります。
つまり自然にも優しい!
なんと気持ちの良い説明でしょうか。
微生物が分解して自然にもどる。
この仕組み、大好きです。
「オーガニックコスメって美と健康と海を守るんだよ【海好き女子の豆知識】」
この記事でも少し紹介したのですが、環境に配慮されて作られた自然由来の製品は、やがて微生物に分解されて元の自然に還ります。
生活や工場の排水による水質汚濁は、日本の高度経済成長期に大問題になっています。
水を利用する人の活動が逆に水を汚し,水質汚濁という公害問題をもたらしました。
(中略)
水面の埋立てや水質の悪化によって,水浴などのレクリエーションの場が失われ,魚介類の生息などにも適さないようになってきています。
引用元:環境省へようこそ! 図で見る環境白書 1980
1人ひとりがちょっとだけ気を付ければ、きれいな海を守っていくことができます。
ウェットスーツの汚れってどんな汚れ?
正直、ウェットスーツってどんな風に汚れているのか分かりにくいです。
雨の日のサッカーの様に、ドロドロの真っ黒にはなりませんからねぇ。
ウェットスーツの汚れはこんなものが考えられます。
- 海の潮、砂
- 皮脂汚れ・におい
- 海藻などの色素(?)
- ワックス(これはサーフィンやる方ですね)
このようなあまり目に見えない汚れが多いですが、きちんと洗ってお手入れをしないと、
- 傷むのが早くなったり
- 臭いにおいがついたままになったり
してしまいます。
ですのでダイビング後には水洗いだけではなく、専用の洗剤を使って優しく洗ってあげたいものです。
いつもの普段着だって、毎日同じ服を着ていたら臭ってきますものね。
ウェットスーツ用洗剤はネットで買うのが良い
ウェットスーツ用洗剤は、ダイビングショップやサーフィンショップさんでも販売しています。
しかし、店頭で液体を買うと荷物になりますよね。
このヤシ由来シャンプーの容量は250mlですが、持って帰るとなると重いなぁと感じます。
ですので、インターネットで購入する方がラクチンですね。
インターネットならお値段の比較もできますし、好きな時に受け取ることができますし。
ウェットスーツシャンプーを使った洗い方は?
実際にウェットスーツを洗ってみたレビューもお届けしたいと思います。
水10リットルでキャップ2杯|お風呂場でもみ洗い
シャンプーのボトルには、水10リットルと書いてあります。
しかし10リットルがどれくらいかわかりません(笑)
お風呂場の浴槽にウェットスーツが浸るくらいの水を溜め、スーツをお風呂に入れてあげます。
お湯を使うとスーツが傷むと聞いたので、水にしています。
(冬場はほんのちょっとだけ温度を上げて超ぬるま湯で洗っています。)
そしてウェットスーツシャンプーのキャップ2杯分の洗剤を投入。
スーツをモミもみして洗ってあげます。
この時に必ず一緒にやることがあります!
- チャック類をすべて上げ下げ
- マジックテープ部分をくっつけたりはがしたり
です。動かせる部分は動かして、潮が噛まないようにするためです。
水を取り替えてすすぎ洗い
5分ほどもみ洗いをしたら、流してきれいな水に取り替えます。
洗濯機で言うところの、すすぎです。
商品説明にある通り、泡は気持ちよく切れてくれます。
泡がでなくなったらソフナー(柔軟剤)を入れる
すすぎが終わったら、水にスーツが浸かったままウェットスーツ用のソフナー(柔軟剤)をキャップ2杯分入れます。
このソフナー、無くても全然大丈夫です。
洗剤とセットで購入したので使っています。
このソフナー溶液が、ウェットスーツ全体に染みこませたら終了です!
あとは水気を切れるところまで切り、そのままお風呂場で吊るしておきます。
使ってみた感想|しっかり洗えた(気がする)
海のにおいって最高なのですが、時間が経つと生臭いですよね。
この洗剤でウェットスーツを洗うと、スーツが乾いた後は無臭です。
無臭という事は、しっかり洗えているという事だと判断しています。
もみ洗い後の水、めちゃ汚い=洗浄力バッチリ
その証拠に、もみ洗いした後の浴槽の水を見てみるとかなり濁っています。
砂もジャリジャリ出てきます。
「おお~~しっかり汚れ落ちているな~~」
って嬉しくなりますよ。
洗浄力は充分にあると思います。
ソフナーのおかげでふんわり肌触り
ソフナーを使っているので、スーツが乾いたあとの肌触りがとっても気持ちいいです。
つるつる?ふわふわ?
コーティングされている感じがします。
しかしこのソフナーの方、こちらは自然に優しいって書いてないのですよね…
なので使い切ったら次は使用しないかもしれません。
ソフナーも自然に優しいものが見つかったら、そちらを使いたいと思っています。
排水する時も罪悪感がない
ウェットスーツを洗い上げるのはなかなか大変な作業です。
お風呂場で毎回汗だくになっています(笑)
でもスーツがきれいになったら嬉しいですし、
このヤシ由来洗剤にしてからは、排水する時の罪悪感が圧倒的になくなりました。
「流れた排水も、きちんと自然に還ってくれるんだな」と思いながらウェットスーツをモミモミしています。
本当にこの洗剤の成分全てを微生物が分解してくれるのか、わたしは化学者ではないので正直わかりません。
でもこういった環境に優しい商品があるということは、
それだけ環境を守りたいと願う人がいるということだとわたしは思っています。
だから1ダイバーとして、人と自然に優しい天然ヤシ由来原料のこのウェットスーツ専用シャンプーを手に取ったのです。
皆様も、ぜひ排水にちょっとばかり目を向けてみてくださいね。
以上、ウェットスーツ専用シャンプーのご紹介でした。