価値観は違うもの。尊重し合えば幸せな良い関係でいられると思うの
何をもって幸せなのか。
人生で最も優先することは何なのか。
それはもう、ひとりひとり違うと思うんです。
でも世の中のだいたいの人がそう思っているから という理由で、
なんとなくそれが正しくて、「違う意見を言う人は変わっている人だ!」
ということを吹聴して歩くのは 筋が違うような。
誰かを好きになること、たくさんあります。
でもみんな結局他人なのだから、それぞれの生き方をしたら良いと思うのです。
- 怒りの感情が生まれるのは期待を裏切られたから
- わたしはわたしの生きたいように生きる
- 自分が幸せになればなるほど、幸せな誰かが集まってくる
- 何かをやめる、手放すという選択
- 他人からの期待には応えなくてよい
- 価値観は違うものだと理解できるか否か
- 幸せのおすそわけ
怒りの感情が生まれるのは期待を裏切られたから
自分の思うように、期待した通りにならないからイライラしてしまいます。
期待をするのではなく、理解することが大切なんじゃないかな。
例えば、仕事を上手にこなせない同僚がいて、
自分には簡単にできることが、彼にはできなくてイライラしているとする。
それはきっと、彼に期待をしてしまっている自分がいるからであって
彼がなぜうまくできないのかを理解しようとはしていないでしょう?
それに気づくと、ああ、失礼な態度をとってしまったな と思えるわけです。
つまり怒りの根源は自分にあるのではないでしょうか。
わたしはわたしの生きたいように生きる
自分がやりたいこと、挑戦したいこと、どんな風に考えているのか…
それを理解してくれる人が、本当に信頼できる人だと思います。
その人は、もし自分が人として間違っている事をしようとしていたら、もちろん厳しい言葉をかけてくれるでしょう。
相談するというのは、意見を求めているのではなく、大抵は背中を押してもらいたいだけなのです。
話をしている時点で、自分の中ではすでに答えは決まっているものです。
「あなたらしくて良いね、応援するよ」
という理解を求めているだけです。
「○○だから××しなきゃいけない、したほうがいい」という考え方は、必ずしも100%正解とは限らないということです。
自分が幸せになればなるほど、幸せな誰かが集まってくる
不思議なものです。
自分がだんだんと幸せだなあって感じれば感じるほど、なぜか周りにも幸せな人や理解してくれる人がどんどん集まってきます。
鏡の法則とはこのことでしょうね。
わたしたちはつい、「誰かのためになりたい」と思って行動しがちですが、順番を間違えていることがほとんどです。
本当に誰かのためになりたいのであれば、まずは自分が幸せにならなければいけません。
不幸そうな人から「あなたのために幸せになる方法を教えてあげます」と言われても信憑性に欠けますね。
楽しくなさそうな人から「このゲームめっちゃ楽しいよ」と言われても胡散臭いですよね。
大切なのは、まず自分が楽しいこと。幸せになること。
何が幸せかは人それぞれですが、新しいことにどんどん挑戦してあなたの思う幸せが何か探してください。
何かをやめる、手放すという選択
理由が分からずにモヤモヤしたり不安になったりするときは、あなたの身の周りにモノや情報が溢れ返っているのかもしれません。
部屋の中が1番分かりやすいです。
極力モノを持たないミニマリストが世に出てしばらく経ちますが、彼らは皆、シンプルに生きることで幸せとは何かを見つけだしているのではないかと思うのです。
やはり目や耳から入ってくる情報が多ければ多いほど不安が募ります。
無意識のうちに、それらの『情報』について脳が考えていて、混乱したり疲れてしまったりするのでしょう。
新しいことを1つ取り入れるには、代わりに1つ不要になったことをやめるのをおすすめします。
そうすることで、脳が情報で溢れ返っていくのを防ぐことができるからです。
他人からの期待には応えなくてよい
ちょっと器用だったり、ちょっと仕事が上手にいったりすると周りの人から期待されますね。
「あなたなら出来るよ!」とか、そういう言葉は無責任だなあと感じるんです。
なぜあなたに分かるんですか?と問いかけたくなってしまいます。
がんばろうと思って行動するのは他の誰でもなく自分自身です。
誰かの期待に応えようとしてがんばるのはあなたの意志とは少し違うような気がします。
その様な場合は大抵、がんばりすぎて疲れます。心を病んでしまうこともあるでしょう。
自分ができると思う範囲で、自分自身の期待に応えられるように行動すればそれでよいのです。
目標を立てて達成させることは、成長するには欠かせないことです。
でもその目標は他人からの期待によって立てるものではいけません。
自分の意志で決めた目標であることが大切なんです。
他人からの期待は応えなくていいんです。
価値観は違うものだと理解できるか否か
違いを理解することはなかなか難しいことです。
女性と男性で物事の捉え方が違うことは有名なお話ですが、女性同士でも育った環境や経験などによって1人ひとりの価値観は全く違うものです。
『似ている、共感できる』ことは多々あるかもしれません。
しかし自分と完全に一致する考え方を持った人は1人もいないでしょう。例え血の繋がった家族であっても。
つまり『価値観が違う』のは当り前のことということです。
わたしたちは皆、同じ人間のカタチをしているのでみんなが同じ考え方だと無意識に思ってしまいがちです。
ですがそうではなく、全員が、全く違うんですよ。
Aさん「大人数でワイワイBBQをするのは最高に楽しい!」
Bさん「いや、4人くらいでこじんまりホームパーティーをした方が楽しい」
こんな風に、好きは人それぞれです。
AさんもBさんも「そういう考え方もあるよね」とお互いを理解することができれば、好みが違えど二人ともずっと仲良くやっていけることでしょう。
幸せのおすそわけ
家族、恋人、友達、同僚…などなど
みんなそれぞれ理想の付き合い方があるかと思います。
良い付き合いをしていくためには、ひとりひとりがお互いの価値観を尊重することです。
そしてひとりひとりが誰かの期待に応えるのではなく、自分のために生きること。
自分の意志はきちんと相手に伝えること。
自分が楽しく幸せに毎日を過ごしていると、不思議と同じようなハッピーな人が集まってきます。
その人たちは皆、お互いの意見や考え方を尊重し合うことが自然とできる人たちです。
こうしてどんどんと幸せが循環して、みんなが楽しく優しくなっていったらいいなと思います。