お盆過ぎの海水浴はクラゲに注意!対策と刺されたときの対処法
なぜお盆過ぎの海水浴は良くないと言われているのか?
その理由の1つが『クラゲの発生』です。
クラゲに刺されると、チクチク ヒリヒリ、あるいは激痛を伴い命に関わる場合もあります。
これはクラゲの種類により違いこそあるものの、刺されたくないのは皆同じ。
この記事では、
- なぜお盆過ぎはクラゲ注意なのか?
- クラゲに刺されないように対策はできない?
- もし刺されたらどう対処したら良い?
上記3点を紹介していきます。
楽しいお盆休みの海水浴、クラゲに刺されることなく無事に過ごしてくださいね。
クラゲは1年中海にいる!8月は発生する種類が多い
実はクラゲ、季節に関わらず1年中海にいるのです。
ではなぜお盆過ぎは多いと言われるのか?
それは、様々な種類のクラゲが成長して大きな姿になるのが8月の後半に重なるためです。
海水温が高くなるお盆過ぎの8月の後半に、大きくなったクラゲが活発に活動を始めます。
わたしたちが海水浴中に遭遇する可能性が高いクラゲは次の5種類。
- ミズクラゲ
- アンドンクラゲ
- カツオノエボシ
- アカクラゲ
- ハブクラゲ(主に沖縄地方)
と言っても…海水浴中にどのクラゲに刺されたかなんて、ハッキリわかりませんよね!
関東近郊の海水浴場って濁ってますし…
刺される前に、まずはクラゲ対策はどんなことができるのか確認しておきましょう。
ラッシュガードでクラゲ対策!肌の露出を少なくしよう
まずは肌の露出をなるべく少なくすることがポイントです。
その際は肌にピッタリ密着するタイプのマリンウェアがおすすめです。
ラッシュガードとマリンレギンスの組み合わせが良いですよ。
クラゲ対策と同時に日焼け対策もできちゃいます。
ココロアのモデルはかわいい♡大好きなマリンブランドです。
なぜ肌にピッタリしている方が良いかと言うと、
肌とラッシュガードの間に隙間があると、そこからクラゲの触手が…
フードがあるともしその中にクラゲが入ってしまったら…
考えるだけで恐ろしいですねw
ビキニ姿も憧れますが、
クラゲや日焼け対策としてラッシュガードとマリンレギンスも素敵ですよ。
クラゲに刺された!どう対処したらいいの?
もしクラゲに刺されてしまったら、素手でクラゲを払ってはいけません!
触った手がもう一度刺されてしまう危険があります。
- 海から上がる
- ピンセットや毛抜きなどで丁寧に肌からクラゲを外す
- 擦らずに海水で洗い流す(真水・水道水はダメです!毒が回ってしまいます)
- 氷水や氷のうなどで患部を冷やす
- 安静にする
「お酢で洗い流すと良い」という情報もありますが、
クラゲの種類によっては、
お酢をかけて良いものと、お酢をかけてはいけないものがあります。
お酢をかけると良いクラゲはアンドンクラゲとハブクラゲ。
しかし先程もお伝えしましたが、どのクラゲに刺されたかなんてわからないと思うのです。
お酢をかけると逆効果なのはカツオノエボシ、毒を体内に回らせてしまう危険行為。
ですから明らかにアンドンクラゲかハブクラゲに刺された!と分かっていないのであればお酢をかけるのはやめておきましょう。
明らかに体調が悪くなってきたらすぐに病院へ!
クラゲに刺されても、患部を冷やしてしばらく安静にしていれば大丈夫です。
しかし30分~数時間後に明らかに具合が悪くなってきたら、迷わずに病院へ行ってください。
呼吸が苦しい
体が痺れる
気持ち悪い、吐き気
意識を失う
猛毒のカツオノエボシやハブクラゲはアナフィラキシーショックなどを引き起こすことも。
少しでも何かおかしいと思ったら、我慢せずに救急車で助けを呼んでくださいね。
クラゲの知識を少し覚えて楽しい海水浴にしよう
まとめです。
クラゲは1年中海にいるもの。
とりわけ8月に入ると成長したクラゲが活発に活動を始めます。
クラゲ情報を頭の片隅に置いて、万が一に備えましょう。
楽しい海水浴はほんの少しの知識があることで、もっと安全に楽しくなります。
ぜひ覚えておいてくださいね。
ピッタリサイズのラッシュガードとマリンレギンスで露出を少なく
- もし刺されたら、素手でクラゲを触ってはダメ!
- ピンセットなどで外し、海水で洗い流す
- お酢は使わない方が吉
- 体調が急変したらすぐに救急車を