慶良間でのCカード取得は好奇心爆発して価値観が変わる旅だった話
2017年、わたしは沖縄に恋して恋い焦がれた1年だったと言っても過言ではないでしょう。そのお話をします。
2017年5月、沖縄にスキューバダイビングのライセンスを取得しに行きました。
沖縄の海は、それはそれはもう夢のようにきれいで美しくて、思わず涙ぐんでしまったんです。
どこまでも見渡せるブルーの世界。サンゴ礁やウミガメ、たくさんの魚たちがわたしを感動させてくれました。
そしてその海がきっかけで、
「自分で、自分のために、最高にハッピーで楽しい人生にしたい!」
と強く思うようになりました。
慶良間の海は、今までのわたしの価値観をガラっと激変させてくれました。
このダイビング旅行が、間違いなくわたしの転機です。
関東圏にお住いの方ならご存知かもしれません。
関東周辺の海水浴場は、顔を水につけても何も見えない。
方向がわからなくなるくらい、濁っています。
つまり、一言で言うと汚いのです。
(もちろん透き通ったブルーのビーチもあるのですが、わたしは行ったことがありませんでした。のちに透きとおったビーチにも出会いました。)
子供の頃は砂浜でお城を作ったり、磯でカニを探したりしました。海中が汚いという感覚はあまりありませんでした。
少し大人になり、海の中に入るようになってからは、海中がゴミや海藻や巻き上がる砂で汚いという事が分かり、
わたしにとっての「海」とは、
- ピーカンの気温30度超えの真夏に
- ビキニでキャーキャー言いながら
- 8割日焼け、2割泳ぐ
そんな感じで雰囲気を楽しむ場所になっていきました。
…沖縄に行くまでは。
沖縄の海がどれほど美しいかわたしは知らなかった
高校の修学旅行で行ったが、海はチラッとしか見ていません。そもそもほとんど記憶が…ないのです。
東京が、昼間は半袖でになれるくらいの時期、羽田空港で那覇行きの飛行機に乗り込みました。
スキューバダイビングのライセンスを取るためです。
本当はフィリピンに行きたかったのですが、予算の都合で沖縄になってしまった。
正直、沖縄の海があんなに美しいとは思ってもいませんでした。
関東に比べれば当然きれいだろう、ぐらいにしかイメージしていなかったのです。
前年の2016年、フィリピン旅行に行ったとき、その海に感動して「もっと海の中の世界を知りたい」と思ったことが、スキューバダイビングのライセンスを取ろうと思ったきっかけです。
その時はシュノーケリングでしたが、それはもう青くて透き通っていて、今まで見たことのない美しさでした。
やっぱ海外スゲー!南国ってスゲー!
素直に感動しました。
話を戻しましょう。
沖縄、Cカードライセンス 海洋講習1日目
インストラクターさん「今日は沖縄で一番汚い海に行きまーす!」
だりあ「かしこまりました……っん!?!?」
イントラさん「今日は超基礎の講習だからね☆限界水域講習をします。」
だりあ(汚いってどういうことだろう…!?)
ということで
沖縄イチ汚い(と呼ばれていた)ビーチで、
ダイビングの基礎的なスキルを1日かけて学んだ。
器材の説明・取扱い、泳ぎ方、マスククリア、などなど…。
感想です。
汚いと言っても関東のビーチに比べたら綺麗すぎる。
多少濁っていたけど、青いヒトデとか、魚もいたし!海の中なのにあったかいし!沖縄ってやっぱりすごい(ゴクリ)
まず、浜から眺めた海が青かったんです(当り前か…)
エメラルドグリーンのような、ターコイズブルーのような、
とにかく綺麗な色でした!
関東の海は、深い青というか、紺色というか、あまり鮮やかな色には見えないですよね。
まず色に魅せられてワクワクでした。
そして水中は、インストラクターさんが言うように確かに濁っていました。
あまり潮の流れがないビーチだそうで、他のショップの講習生もたくさんいましたので、海底の砂や浮遊物が巻き上がって視界がとても悪かったのです。
でもあまり不安や恐怖感はなく、ワクワク、楽しい!という一日でした。
ライセンス取得のための講習も、初めは器材の使い方もあたふたでしたが一日終わる頃にはすっかり慣れ、気分はもうダイバーです。(自動車免許でいえばまだ仮免くらいなのですがね)
イントラさん「明日はボートで慶良間諸島に行くから、今日の100倍は綺麗だからね!」
だりあ(…100倍!?イントラさん正気か?そんなにハードル上げて大丈夫かしら…)
沖縄 慶良間諸島、Cカードライセンス 海洋講習2日目
イントラさん「はい、今日もお願いしまーす!これからこの船で慶良間諸島に向かいますよ」
だりあ「今日もがんばるぞ!昨日の100倍の海が見られるんだな!ニモいるかな、カメいるかな」わくわく
沖縄本島の泊港を出港して約50分、島々が見えてきました。
そして船が止まり、ダイビングのポイントに到着したようです。
海が…青い!!緑、水色、紺色、ターコイズブルー…
何種類もの青が混ざり合ってグラデーションを作っていました。
船から海を見下ろすと、海の中がスケスケです。クリアなんです。
見渡す限りクリスタルブルーの世界が広がっていました!
青いバスクリン入れた風呂かと思うくらいの綺麗さです。これが自然の色だなんて…!
高鳴る胸を落ち着かせ、ダイビング器材を装備して、いざ海の中へ!
…
…
…
息を飲む美しさとはこの事だと感じました。
本当にここは海の中なのか、と疑うほど透き通ったブルーの世界に
キラキラ射し込んでくるピカピカの太陽の光。
白い砂地や、サンゴの群生。
その周りを見たこともない色彩豊かな魚たちが、乱舞していました。ほんとうにあれは踊っていましたね。間違いないでしょう。
泳ぎ進んでいくと、ウミガメもわたしを横目に見て、スイーーーっと飛んでいった。
本当に涙が出るほど美しい世界だった…!
このダイブ一本目でわたし、沖縄に恋しましたね。
沖縄 慶良間諸島、3日目(潜れる最終日)
この日もケラマへ。
ライセンスの講習は全部で3日間です。1日目は海ではなくショップでテキストを見ながら学科講習。そして限定水域の講習で1日、海洋講習1日となります。
なのでこの日のダイビングは晴れてダイバーに認定された初めてのファンダイブということでした。
もう、全てがおもしろかったのです。ただ海にいるということだけでワクワクが止まらなくて、1日に3本しか潜れないのが悔しすぎました。
魚の種類は全然わからないけれど、視界に入ってくるものすべてが綺麗でかわいくて。
そしてこの3日間でイントラさんとも仲良くなりました。
イントラさん「無事、ライセンス認定です!!おめでとう!」
だりあ「わーい!もう本当に楽しすぎて綺麗すぎてイントラさんも優しくて面白くて、感動しっぱなしでした。ありがとうございました!」
イントラさん「次のステップのライセンス取得は来月かな!?お待ちしております(^∇^)」
こうしてダイビングのファーストステップ、オープン・ウォーター・ダイバーのライセンスをGETして旅行を無事に終えました。
新しい発見
こんな世界があったなんて。
ダイバーしか知らない海の世界。
もっと知りたい!もっといろんな生き物を見てみたい!世界中の海に潜ってみたい!と強く思いました。
好奇心爆発。
どんなお魚がいたのか、調べてみよう!
サンゴの正体っていったい何なのだろう?
あの透明な海でもっともっと潜りたい!
海がわたしを呼んでいると思いました。笑
長くなってしまいましたので、続きは次の記事で書きますね。