「大丈夫?」に「大丈夫」と答えるのはもうやめることにする
人を心配する時に使う、「大丈夫?」ていう言葉。
あなたはよく使いますか?
そして、体調が悪いのに「大丈夫だよ」って答えたりしてませんか?
ダメですよ。
大丈夫じゃないのはあなたが1番知っているはずです。
しんどい時はしんどいって言いましょう。
それは恥ずかしいことでもなんでもないです。
体調が優れない時は大丈夫じゃありません
体調が悪い、具合が悪い、心が塞ぎがち。
そういった状態の時、決して大丈夫ではないはずです。
なのにどうして大丈夫、って答えてしまうのでしょう。
「大丈夫?」って聞かれたら「大丈夫」って答えるしかなくない?
体調が悪い人に「大丈夫?」って聞くのって、
「暑いけど暖房つける?」
と同じくらいトンチンカンなことだと思うのです。
でも、日本人ってみんな優しいから、「大丈夫です・・」って答えちゃう。
そう答えるしかなくないですか?
わたしはそうですね。なんででしょうね。
ひとつの誘導尋問みたいな感じがするのです。
だから、変に優しくされるよりもそっとしておいてもらえる方が気持ちが楽です。
黙ってそばにいてもらえた方が楽です。
燃え尽きてしまう前にあなたがやること
大丈夫じゃないな、と感じたら早めに手を打っておかないと手遅れになりかねません。
ちょっとした異変に気づいたら、次の事をしておきましょう。
自分の体調をきちんと相手に伝える
まず、今の自分がどういう体調・具合なのかを説明しておく必要があります。
- 眠いのに眠れない
- 反対に、しっかり寝たのに眠くてどうしようもない
- イライラが溜まっている
- とにかく疲れている
- 熱がある
などなど、なるべく具体的に説明します。
どうしてそうなったのか、原因が分かれば一緒に伝えておいた方が良いです。
体調に関しては、目に見えない部分がたくさんあります。
当の本人しかわからない情報は、しっかりと相手に説明しなければ伝わりません。
周りの人にどう接してほしいのか伝える
もう一つは、周りの人にどう接してほしいのかを伝えるという事です。
- どこかに行こうと誘ったりしないでほしい
- なにも触れずにいつも通り接してほしい
- とりあえずそばにいてほしい
- 話を聞いてほしい
体調についてと同じくらい、どうしてほしいのかも話さなければ伝わりません。
できない事に対して自分を責めるのはやめる
燃え尽きそうな人の特徴の1つと言えそうなのが、
「自分はどうしてこうなんだろう…」
と罪悪感を感じて自分を責めてしまうということです。
しかしそれは見当違い。
人にできないことがあるのは当たり前です。
得意・不得意は誰にだってありますからね。
できない事は人に任せる
- 作業が全く進まないこと
- それを考えると気分が悪くなること
そういったことは、あなたが不得意なことです。
不得意なことを、やり方もわからずに暗中模索していても先は見えません。
そういうときは、潔く違う人に任せてしまった方があなたのためになります。
嫌々やる仕事は、時間も経験も気力も失うだけです。
まずは自分が元気になることを考える
責任感の強い人ほど、自分を犠牲にして誰かの負担を減らそうとする傾向があります。
しかしそれは順番が違います。
まず、あなたの負担を減らすことができたら、今度は周りの人の負担を減らすことを考えましょう。
あなたが元気であることが1番大切です。