【もしかして蕁麻疹?めっちゃ痒い】病院に行く前に自分でできる対処法
- 肌がかゆい
- ぼこぼこする
- 皮膚がすぐ赤くなる
こんなお悩みを抱えている人はいらっしゃいませんか?
もしかしたらあなたは蕁麻疹(じんましん)体質なのかもしれません。
肌がかゆいのは本当につらいです。
痛いよりもかゆい方が圧倒的につらいです。
「もしかしてこのかゆみは蕁麻疹なんじゃないか?」
そう思ったらぜひこの記事を読み進めてください。
もちろん皮膚科を受診していただきたいのですが、自分でできる対処法をご紹介したいのです。
蕁麻疹体質か簡単に見分けるチェック方法
わたしは蕁麻疹と共に、環状紅斑という皮膚の症状(病気ではない)ともお友達です。
「環状紅斑になった|わっかができて広がってゆく!めちゃ痒い 」
こちらで紹介したので敏感肌さん、肌が痒いマンさんは1度読んでみてください。
環状紅斑も蕁麻疹も、とにかく痒い症状ということは共通しています。
しかし今回は蕁麻疹についてのお話。
まずはあなたが蕁麻疹体質かどうかということをチェックしてみましょう。
肌を優しくひっかいて赤くなるか
腕や太ももで試してみるとわかりやすいです。
爪を立てて、肌をひっかいてみてください。(痛いくらいやってはいけません、優しくですよ)
赤い痕が浮き上がってきますか?
それとも何も起こりませんか?
痕が浮き上がったあなたは蕁麻疹体質である可能性があります。
(※あくまで可能性です。もちろん個人差がありますのでご参考程度に。)
蕁麻疹の主な症状
蕁麻疹は何が原因で症状が出るかは人それぞれです。
ですがその症状に共通する点がありますので、以下の症状が出たら蕁麻疹だろうという判断材料になります。
肌が赤くぼこぼこしてとにかく痒い
写真は雪が積もった様子ですが、こんな感じの赤いでこぼこができる
蕁麻疹は、赤くモリっとぼこぼこしたものが現れます。
蚊に刺されたあとのように1か所だけポチッとできる場合もありますし、もっと広い範囲で肌が盛り上がる場合もあります。
その盛り上がっている部分が、めちゃくちゃ痒いです。
そして触ってみると熱を持っています。
すぐにぼこぼこも痒みも消える
ですがそのぼこぼこと痒み、数分~数十分もすると跡形もなく消えてしまいます。
これが蕁麻疹の最大の特徴です。
さっきまで痒くてたまらなかったのがウソのように、何もなくなります。
病院に行く前にあなたがやるべき3つのこと
初めて蕁麻疹が出た時は、きっと焦ると思います。
しかしそこは冷静に。
蕁麻疹が出たら、あなたにはやるべきことがあるのです。
それは以下の3つです。
どんな時にどれくらいの症状が出るか記録しておく
記録することはとても役に立ちます。
皮膚科の受診の際に、あなたの蕁麻疹の状態を正確に伝えることができるからです。
記録することはこんなことです。
- 蕁麻疹の写真(スマホで撮っておきましょう)
- いつ出たのか(時間帯)
- 何をしている時に出たのか(考えられる原因)
- どれくらいの時間で治まったか(蕁麻疹か違うものかの判断材料)
他にも気になったことは記録しておきましょう。
我慢できないくらい痒くて掻いてしまった、なども含みます。
痒くてたまらない時は冷やす
蕁麻疹は熱を持っているとお話ししました。
体が温まると症状が出ることも多いのですが、とにかく痒い時は冷やします。
氷のう、保冷材やアイスノンなどを持っているといいですね。
なければ氷水を入れた袋でも構いません。
タオルなどで包んで患部に当てましょうね。
冷たすぎるものを直接皮膚に当てて、凍傷などになってはいけませんからね。
肌を保湿して乾燥しないようにする
蕁麻疹などのトラブルは、皮膚が乾燥していることが大きく関わっています。
ただでさえ肌の乾燥は痒いです。
季節に関係なく、お風呂上りにクリームやオイルを塗るって肌を保湿しましょう。
低刺激タイプやオーガニックオイルなどの優しい成分のものを選ぶといいですよ。
※オーガニックコスメは体質によって合わない人もいますので注意が必要です。
「オーガニックハンドクリーム|マルティナ カミーレで爽やかに潤う」
この記事では、カモミールの力を借りたクリームを紹介しました。ハンドクリームと書いてありますが、全身に使えるクリームです。
蕁麻疹はトレードマーク|よく知って上手に付き合おう
蕁麻疹は大きく分けて
- アレルギー性のもの
- 原因が良くわからないもの
の2種類あります。
アレルギー性の蕁麻疹の場合は、その原因となるアレルゲン(食品やハウスダストなど)を避ければ良いです。
何がアレルゲンなのかは病院で検査をすれば調べることができます。
しかし厄介なのは原因が良くわからない方です。
ストレスかもしれませんし、単なる体質かもしれません。
こちらの蕁麻疹の場合、あまり悲観的にならずにうまく付き合っていくという方が心が楽です。
皮膚が敏感な人は蕁麻疹体質かも?
蕁麻疹体質かどうかのチェックに、ひっかいてみる方法をご紹介しました。
が、他にも方法はあります。
- 足を組んでいて崩したときに赤くなっている
- ビニール袋を持った手の部分が赤く腫れる
- インナーのゴムの部分がいつも赤くなり痒い
こういった症状が日常的に出ている人は、何かの拍子に蕁麻疹の症状がでるかもしれません。
わたしは「ひっかいた部分が赤くなる」のはみんななることだと思っていました。
しかしどうやらそれは、蕁麻疹体質だったからでした。
自分でできる対処法で蕁麻疹の事を知っておこう
蕁麻疹の症状を即座に抑えるには、患部を冷やすことが最優先です。
ですがもし余裕があれば蕁麻疹部分の写真を撮っておきましょう。
病院で先生に診てもらうためです。
それから、
- どんな時間帯に出たのか
- 何をしている時に出たのか
- 何を食べた時に出たのか
- どれくらいの時間で治まったか
を記録しておきましょう。
1度蕁麻疹が出たら、皮膚科に行って相談してみてください。
原因やもっと詳しい対処法(飲み薬や塗り薬も含む)を教えてもらいましょう。
夏が近づくにつれて、肌のかゆみトラブルが増えてくる季節です。
わたしと同じように痒みと闘う人のお役に立てれば嬉しいです。