ストレッチで体を柔らかく!しなやか美ボディに変化させる方法
たまにする運動で足がつる。肩凝りがひどい。なんとなく疲れやすいし、疲れが取れない。
もしかして、体が硬いのではないでしょうか?
スポーツ選手で体が硬い人は珍しい。なぜでしょう?
激しい運動をする彼らは、毎日の練習で必ず時間をかけてストレッチをします。
体を柔らかくすることで、そのパフォーマンスを最大に引き出せることを知っているからですね。
怪我をしたら試合に出られなくなってしまいます。
これはアスリートじゃなくても同じこと。しなやかな体を作ることでダイエットや運動の効果もぐーんとアップするんですよ。
体が柔らかいことで損する事はひとつもありません。
毎日すこしずつストレッチをして、体をしなやか美ボディに変化させましょう!
柔軟な体がダイエットの基本になる理由
ダイエットには色々な方法がありますね。しかし適切な食事と程よい運動をしなければ、本当の綺麗なスタイルは手に入れられません。
はっきり言います!
ただ細いだけの不健康な痩せ方をしても全然美しくないです。
健康的な美ボディを手に入れるには、体を柔らかくして運動をすることが欠かせません。
ストレッチは運動前に体を温める準備体操
運動する前は体がまだ温まっていません。と筋肉は硬くなっていてその力を充分に発揮してくれない。
だから始めにストレッチで筋肉を起こしてあげましょう。
ゆっくりと伸ばしてあげれば、その後の運動をより効果的にこなしていくことが出来ますよ。
筋肉が活発に動けるようになれば、体を大きく動かせます。
それはつまり、よりたくさんのエネルギーを消費してくれるということ。
たくさん消費すればするほど脂肪が燃えて、ダイエット効果が上がるという仕組みです。
健康は安全第一 怪我防止
硬い筋肉はこわれやすいです。
冷え固まったままの筋肉で負荷のかかる運動をすれば、筋肉は悲鳴をあげてしまいます。
足がつったり、肉離れになったり…いいことナシです。
体が温まってやわらかくなれば、筋肉はしなやかに動きます。
寒い冬は特に体も冷えて筋肉も固まっています。ストレッチで温めてあげましょう。
怪我をしてしまっては元も子もありません。その後の運動も出来ないし、普段の生活も不便になっちゃいますよね。
心も体もリラックスできる
ストレッチの効果は筋肉や体にいいことだけではないんです。心にもとってもいい。
ストレッチをすることによって、乱れかけた自律神経を一旦落ち着かせてくれます。
自律神経の乱れは様々な体の不調を引き起こしてしまいます。
呼吸のペースも整えることができますし、だんだんと落ち着いてリラックス気分になっていきます。
気を張りつめて仕事をしていている時にも、軽くストレッチをするだけで気分を変えることが出来るし、
寝る前に体を伸ばせば睡眠の質も改善すると言われています。
運動の前後だけではなくて、普段の生活でも積極的に体を伸ばすことを意識しましょう。心も体も緊張がほぐれていきますよ。
体感を鍛えることができるストレッチ
「体幹」という言葉を聞いたことありますか?
体幹とは、体の胴体の部分(肩から腰まで、背中もお腹も)を支えている筋肉のことです。
ストレッチの種類によってはこの体幹も鍛えることができます。
体幹が鍛えられると、体を支えるバランスを上手に保てるようになります。バランス感覚は大事ですよ。
姿勢が良くなったり、女性らしいボディラインを手に入れるのに一役買ってくれるわけです。
太っているわけではないのにぽっこり下っ腹が出ていたり、腰周りにやけにお肉がついている人はこの「体幹」を意識してストレッチをしてみましょう。
イメージは、体の内側を鍛えるぞ!という感じです。意識を体の内側に向けるだけでも効果があるようですよ。
猫背や腰痛の改善も期待できるストレッチ
猫背や腰痛は、普段から悪い姿勢をとり続けていることが大きな原因です。
ストレッチをすることによって1度悪い姿勢をリセットすることができますので、デスクワークの方はこまめに体を伸ばしましょうね。
運動前は手足と首、の小さい筋肉から順番に
運動の前はまだ筋肉が冷えて硬くなっている場合が多いです。
そういう時は、まず体の端っこの小さい筋肉からほぐしていきましょう。
まずは手首、足首、股関節
手首と足首はたくさん動く関節なのでその分怪我もしやすいです。くるくる回して動かす準備をしてあげましょう。
気持ちいいなと思うところまで曲げてみて一呼吸。
やりすぎはダメですよ。
股関節も伸ばします。
普段の生活で動かす範囲は実はそんなに広くないんです。あんまり使わないので、硬くなっています。
立ったまま脚を大きく広げて、お相撲さんが四股を踏むようにお尻を真下に落としていきます。
できる人は、ひざに手をついてぐいっと股関節を広げてあげましょう。
大きく前に一歩踏み出して、そのままお尻を落としていくポーズも股関節を伸ばすことができます。
出来る範囲でいろいろな方向に伸ばしてみてください。
肩、お腹と背中の筋肉も
肩凝りを持っている人は、肩をグルグルするとすごく気持ちいいと思います。
デスクワークや目を酷使する仕事をしている人は肩が懲りがちですね。ずっと同じ姿勢だったりすると方がこわばって血行が悪くなってしまいます。
運動の前にも、同じように硬くなった肩を伸ばしてください。
手を後ろで組んで、肩甲骨を寄せるイメージでぐーーーっと引っ張っていくと肩の筋肉が伸びていきます。
お腹と背中も伸ばそう
バンザイをするように上から体を引っ張るイメージでのびをすると気持ちいいですね。
立って前を向いたまま腰をぐるっと左右に回してウエストも伸ばしましょう。
仰向けに寝そべって体をねじってもいいですよ。
子どのもの頃によくやったブリッジのポーズも、お腹がぐっと伸びるからオススメ。
家で寝る前にブリッジしましょう。
首のストレッチも忘れずに
首は忘れがちだけど、必ずやってくださいね。
左右はもちろん、前後にも倒して、ゆっくり回してください。
人間の頭ってすごい重い。それを首だけで支えているから実はいつも負担がかかっています。
意識して伸ばしてほぐしてあげましょう。
運動の後は大きい筋肉をストレッチ
運動した後や、体が温まっている時は大きい筋肉から伸ばしてあげると効果的です。
また、関節の稼動できる範囲を意識しながらストレッチをすればより体がやわらかくなっていくのを実感できる。
深呼吸して一旦呼吸を整える
運動の後は息が上がっていることが多いですよね。まずは呼吸を整えましょう。
ぜえぜえしないくらいの呼吸に戻ってきてからストレッチを行います。
脚全体を伸ばす
屈伸を10回ほど、そのままヒザに手を当ててくるくる回します。
アキレス腱をゆっくり伸ばします。
座って開脚をしながら左右、前に体を倒していきます。
小学校の体育でやったストレッチを思い出すと良いですよ。
体が硬くても大丈夫です。
痛気持ちいいところまで伸ばしましょう。ちょっと痛いけど気持ちいいところ、ですよ。
胸、肩、手首も念入りに
運動の前と同じように、肩やお腹、腰、胸もゆっくり伸ばします。
一番簡単な方法は、ばんざい!
ばんざいしてのびたら、肩を回して、ラジオ体操みたいに体は前を向いたまま手を挙げて上半身だけ横に倒します。
首も忘れず。くるくるして右向いたり左向いたり。前後に倒したり。
体が硬い人も続けてやれば柔らかくなっていく
運動の「前」と「後」という書き方をしたけれど、順番はあまり深く考えなくても大丈夫です。
運動するぞ!という時でなくても、ストレッチはちょこちょこやりましょう。
こわばった筋肉や気持ちをほぐしてあげるのが目的ですからね。
最初はとっても硬くても、続けていくうちにだんだんと柔らかくなっていくから安心してください。
できる範囲から初めて、毎日コツコツ続けてしなやか美ボディに近づいていきましょう。
継続は力なり、です。
呼吸していることを意識しながら
ストレッチするときは、呼吸を止めないことがポイントです。
大きく息を吸って、時間をかけて息を吐く。
これで筋肉にたくさん酸素を送ってあげられるし、呼吸が整えば気持ちも落ち着いてきます。
気持ちが落ち着くと、副交感神経が働いて体がリラックスモードになってくれるんですよ。
筋肉が伸びているのを感じながら
呼吸と一緒に意識してほしいのは、「今、この筋肉がのびているなぁ」と感じることです。
意識することで、さらにその筋肉が伸びていくんです。
「ふくらはぎを伸ばしているなあ」「肩の筋肉が伸びて気持ちいいな」
そんな感じで心の声で筋肉に話しかけてあげるとより効果的。
ストレッチは日常の生活であまり使わない筋肉を伸ばすことが出来ます。
これが案外大事で、いつもと違うことをした時に怪我をすることが多いですよね。
たとえば、急いでいたので少しだけダッシュしたら足をつってしまったとか。
そういう不意にしてしまう怪我を防止するのにも、ストレッチはうってつけです。
お風呂の後にストレッチを習慣にしよう
お風呂に入った後は体も温まって、柔らかくなった筋肉をさらにもうちょっとだけ伸ばすことができます。
体が硬い人も、お風呂の後ならいつもより少しだけやわらかいんですよ。
お風呂の後のストレッチを習慣にしてしまいましょう。
お風呂は毎日入るし(入りますよね?笑)、セットでストレッチも!
がんばったご褒美に、ストレッチでリラックスしてから眠りに就きましょう。
しなやかな体とリラックスで、健康的な美ボディに近づいていくことができますよ。