PADI ダイビングのライセンスの種類|ビギナーからプロまでこんなにあるよ
スキューバダイビングは、体験ダイビングを除きライセンスを取得しなければできないスポーツです。
ではそのライセンスにはどんな種類があるのでしょうか?
この記事では、PADIのスキューバダイビングのライセンスについて紹介します。
- 初めて取得するライセンスってどれ?
- 趣味でダイビングするならどのライセンス持ってたらいいの?
- どこからがプロダイバーって呼べるの?
- ダイビングインストラクターになるにはどのライセンスが必要?
そんな疑問にお答えしていきます。
- 【オープン・ウォーター】ダイビングの初めの一歩
- 【アドヴァンスド・オープン・ウォーター】ここまで持っていれば困ることなし
- 【レスキューダイバー】トラブルを未然に防ぎ、救命を学ぶ
- 【ダイブマスター】楽しむダイバーから楽しませるプロダイバーへの入り口
- 【インストラクター開発コース】プロまであと1歩!
- 遊びからダイビングのプロになるまでのライセンスまとめ
【オープン・ウォーター】ダイビングの初めの一歩
ダイビングを始めようと思ったら、まず初めに取得するライセンスは
『オープン・ウォーター(OW)』です。
ダイビングの基本を座学と海洋実習で学びます。
ライセンス取得にかかる日数は2~3日。
難しいことはありません。きちんとインストラクターさんの言うことを聞いて、
1つ1つ覚えていきます。
オープン・ウォーターのライセンスを取得したら、ファンダイビングに参加することができます。
いわゆる普通のダイビングツアーに申し込みができるようになりますよ。
※ただし、次に紹介するアドヴァンスド・オープン・ウォーター以上でないと参加できないツアーもありますので注意が必要です。
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「【ダイビングライセンス取得 体験談】オープン・ウォーター講習でダイバーデビュー!」
わたしがオープン・ウォーターを取得した時の体験談を紹介しています。
【アドヴァンスド・オープン・ウォーター】ここまで持っていれば困ることなし
オープン・ウォーターのライセンスを取得したら、すぐにアドヴァンスド・オープン・ウォーターのライセンス取得に申し込むことができます。
オープン・ウォーターとの違いは、さらなるスキルアップです。
オープン・ウォーターよりも潜れる水深が深くなり、30メートルまで潜ることができるようになります。(OWは18メートルまで)
それに加えて、水中でコンパスを使ってナビゲーションするスキルを身につけます。
千葉県館山の伊戸にシャークスクランブルというサメがたくさん見られるポイントがあるのですが、
ここはアドヴァンスド・オープン・ウォーター以上でないと潜ることができません。
このように、オープン・ウォーターのライセンスだけでは潜れないダイビングポイントもたくさんありますので、
趣味でダイビングをするのならアドヴァンスド・オープン・ウォーターまで取得しておけば安心です。
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「PADIアドバンス・オープン・ウォーター認定で遊びのプロを目指そう!」
アドヴァンスド・オープン・ウォーターのライセンス取得では、必須スキル2つに加えて3つの選択科目があります。
こちらの記事も、わたしの体験談を紹介しているのでぜひ読んでみてください。
【レスキューダイバー】トラブルを未然に防ぎ、救命を学ぶ
レスキューダイバーは、文字通り安全なダイビングをするために必須のレスキュースキルを学びます。
アドヴァンスド・オープン・ウォーターを持っていれば申し込むことができます。
- ダイビング中のトラブルを未然に防ぐスキル
- 応急処置のスキル
- 安全を確保しながらのダイビング
- 救命方法
などのスキルを身につけて、命を守るためのライセンスです。
アドヴァンスド・オープン・ウォーターを取得したら、趣味のダイバーとしては充分です。
しかし、ダイビング中に何かトラブルが起きた時に、最後に自分の身を守るのは自分です。
ダイビングをもっと安全に楽しむために、レスキュー・ダイバーのライセンスを取得しておくと良いでしょう。
【ダイブマスター】楽しむダイバーから楽しませるプロダイバーへの入り口
ダイブマスターは、いわばセミプロです。
遊びのダイバーではなく、プロとしてお仕事ができるライセンスです。
ダイブマスターになるにはまず、
- レスキュー・ダイバーのライセンスを取得している
- 最低40最低40本のダイビング経験がある
- 必要な講習(EFRという緊急時の救急法を学ぶトレーニング)を修了している
という条件があります。※詳しくはPADIのホームページをご覧ください。
もちろんダイブマスターを取得したからといって、ダイビングショップで働かなくてはいけないわけではありません。
趣味としてこのライセンスを取得しているダイバーさんもたくさんいらっしゃいます。
わたしもダイブマスターまで頑張って取得したいな。
プロになるかどうかは別として、安全なダイビング、周りのダイバーを気遣えるダイビングができるようになりたいと思っています。
講習期間は2~3か月ほどです。
【インストラクター開発コース】プロまであと1歩!
ダイブマスターを取得したら、次なるステージの幕開け。
インストラクターへの挑戦です。
初めてオープン・ウォーターを取得したとき、スキルを教えてくれたのはインストラクターさんです。
正真正銘ダイビングのプロですね。職業としてのダイバーです。
ダイビングのお仕事って、体力勝負で大変そう…って思うのですが、
それでもインストラクターになるのは、
「みんな海が好きだから。」
「もっともっと、ダイビングの魅力を伝えたいから。」
じゃないかなぁと思います。
大好きな海を仕事にするって、本当に素敵です。
遊びからダイビングのプロになるまでのライセンスまとめ
- ダイビング人生の始まりは『オープン・ウォーター』
- ステップアップして『アドヴァンスド・オープン・ウォーター』
- 安全を守るための『レスキュー・ダイバー』
- プロへの第一歩『ダイブマスター』
- 正真正銘ダイビングのプロ『インストラクター』
この他にも、PADIにはたくさんのプログラムが用意されています。
それらは全て、ダイビングをもっと楽しむためのスキルアップができるライセンスです。
- 沈船に潜るコース
- 潮の流れに乗るドリフトダイビングコース
- 冬も快適に潜れるドライスーツコース
などなど…
「面白そう!」と思ったらどんどんライセンス講習を受けてみましょう。
海で実践ダイビングをしながらの講習がほとんどですので、楽しいですよ。
たくさんスキルを身につけて、ダイビングライフを思う存分楽しみましょ!
参考:PADI Japan(パディ・アジア・パシフィック・ジャパン) 公式サイト ~ ダイビングを始める&楽しむあなたを応援します!~