【海好き女子へ】ダイビングは癒しの趣味 海へ行けばポジティブになる
海が好き。青い色、波の音、白い砂浜。暑い夏に海水浴は欠かせない。
海にいると元気になれる。
そんな海好き女子のあなたには、ぜひダイビングで海の中の世界も見てほしいのです。
この記事ではダイビングのいいところ、癒されポイントを紹介します。
ダイビングと出会って、ポジティブになりました。海の不思議なパワーで悩みや漠然とした不安も吹っ飛びます。
ダイバーしか見ることができない海中の世界
海水浴では見られない、ダイバーだけの世界があります。
陸から見る海も大好きです。でも海の中はもっと大好き!
水族館とは全然ちがいます。
ダイバーになって自分で海の中に潜ってみると、不思議とパワーがみなぎってきます。
荷物を用意して出かけるダイビングの旅はいつだってわくわくです。
「ダイビングのレンタル器材は何が含まれる?自分で用意する持ち物は?」
シュノーケリングで感動した絶景をさらに間近で
シュノーケリングをしたことがある人はたくさんいますよね。
沖縄やフィリピンのサンゴ礁、オーストラリアのグレートバリアリーフ。
シュノーケリングでも充分に感動するけれど、もう少し深く潜ってみるともっと感動的な景色を間近で見ることができるんです。
ダイビングでは、生き物を触ることは禁止されています。海の生き物たちを傷つけないためです。
太陽の光がカーテンのようにキラキラ光る水面。当たり一帯がブルーに染まる海の中。
様々な色や形で魚たちの隠れ家を作るサンゴ礁。
気持ち良さそうに泳ぐウミガメちゃん、群れを成して皆が同じ方向に泳ぐ魚たち。
悠々とかっこよく、そして堂々とダイバーの目の前を横切る大きな回遊魚。
なぜそんな形なのか、座布団が飛んでいるような特大のマンタ。
ダイバーの世界には、陸上では味わえない「かわいい」や「かっこいい」がたくさんあります。
目を凝らしてみれば、小さな体で一生懸命威嚇してくるエビやカニ。
不思議な模様のウミウシ。
どれもダイビングだからこそ見ることのできる世界です。
潜れば潜るほど、もっともっと海が好きになりますよ。
青い色と呼吸音と無重力感が究極の癒し
海の中は青いです。海水が光の色を吸収して、青だけが残るからです。
青い色は心を落ち着かせてくれる色。
忙しい毎日でざわついた気持ちを穏やかにしてくれます。
耳から聞こえる音も少ない。がやがやしてうっとうしい都会の雑音は、海にはありません。
「シューーーー、こぽこぽこぽ…」
自分がレギュレータから呼吸する音が聞こえます。
日常の生活音とは全然違う、水の音と呼吸の音。
音が全く無いのは不安になる。でも海の中はしっかり音がする。
その音は全然嫌な音ではありません。心地いい音です。
静かな海で聞こえる数少ない音がまた、気持ちを落ち着かせてくれます。
ダイビング中はいつものように、二本の脚で直立する場面はほとんどありません。
歩いたり走ったりもしません。
鳥になったような気分で、海の中を飛びます。
魚になった気分で、海の中を漂います。
宇宙に行ったら同じ様な感覚なんでしょうか。
生まれる前に母のお腹の中にいたときも、こんな感覚だったのでしょうか。
器材を背負っているので沈んでしまうんじゃないかと思ったりもするが、きちんと漂うように自分で調節できます。
不思議だけどなぜか落ち着くんですよね。時間の流れがとてもゆっくりに感じます。
陸の動物とは違う不思議な海の生き物
海の生き物たちも不思議がいっぱいです。
なぜそんな形をしているの?なぜそんなにおっきいの?なぜそんな変顔してるの?
まんまる水玉模様の魚もいれば、トゲトゲの恐竜みたいな魚もいます。
思わす笑っちゃうブサカワイイ顔の魚もいますよ。
サンゴは一見岩のように見えるけど、ちゃんと生きています。
目に見えないスピードで何十年も掛けて大きく成長して、美しいサンゴ礁になって人間を感動させてくれます。
そしてそのサンゴ礁は、様々な生き物たちの住みかになっています。
お花畑のような色とりどりのソフトコーラル。海藻でもないし、硬いサンゴでもない。
よくわかんないけどユラユラゆれてとってもきれいです。
宇宙船みたいなイカの仲間。
ダイバーが近づくと威嚇して体の色を変える。
青みがかかって見える生き物たちに水中ライトで光を当ててみると、本来の色がはっきり見えます。
こんなに鮮やかな色をしてるのか!と驚くことばかり。
陸上の生き物とは違う、なんとも不思議な生き物たちが待っています。
サメは怖くない むしろかわいいんです
サメは人を襲うから怖い生き物と思いますか?
世界中でサメによる被害が報道されていますね。彼らは、自分の身が危険だ!と判断して人間を襲っています。
でも本当は、臆病な生き物。ダイバーにサメは人気者なんですよ。
ハンマーヘッドシャークやネムリブカ、ネコザメ、ドチザメ。他にもたくさん。写真はネコザメです。
サメの姿はかっこいい。でも臆病だから、ダイバーの姿を見るとすぐ逃げてしまいます。
強面のイカツイ顔をしているのは、臆病な性格を隠すためなのかもしれないません。
人間がサメを怖がるから、本当は臆病なサメたちが悪い生き物のように扱われているんだとわたしは思います。
危険だから駆除しましょうという空気になっていたりもしますね。
しかし!多くのサメは絶滅が危惧されていることを、どれほどの人が知っているのでしょうか…
サメたちも必死で生きているんですよ。
PADI(ダイビングの教育機関)にはサメの保護を目的とするスペシャリティ・コースがあります。
サメは海の生態系を保つためには欠かせない生き物なんですよ。
参考:PADI Japan(パディ・アジア・パシフィック・ジャパン) 公式サイト ~ ダイビングを始める&楽しむあなたを応援します!~ AWAREサメの保護スペシャルティ
ちなみに、サメと間近で触れ合えるダイビングポイントが千葉県にあります。
そこで潜ると、サメに対する感情が怖いからかわいいに変わりますよ!
ここで見ることができるサメはドチザメ。餌付けをしているので人間とサメたちの距離がぐっと近いんです。
本来は餌付けをするべきではないのですが、この地域はドチザメによる漁業の被害がひどく、ダイブサービスと手を組んで漁業に影響しないように、餌付けをしてサメたちをコントロールしています。
(つまり特別な餌付けであることは覚えておいてくださいね。)
お世話になったショップさん:サメ シャークスクランブル 千葉 館山 伊戸ダイビングサービスBOMMIE
施設もキレイ、ガイドさんも親切丁寧でとても良いショップです。ダイバーに紛れてネコちゃんも昼寝しています。笑
ダイビングに対する不安や恐怖心はすぐに消えていく
初めてダイビングをする時はさすがに少し怖かったです。
ちゃんと呼吸できるだろうか。苦しくなったりしないだろうか。もしはぐれてしまったらどうしたらいいのか…
「初心者ダイバーの細かすぎる不安や疑問 」でも紹介しましたが、海に潜るということ意外でもたくさんの不安要素がありました。
でも実際に海に出てみれば、その海の美しさや周りのダイバーさんのお陰ですぐに不安は忘れてしまいました。
海水浴より安全なんじゃないか
つい数年前、海水浴に行って溺れかけたことがあります。その日はいつもより波が高かったんですね。
その時は、空気のタンクはもちろんフィンもマスクもしていません。
泳いでも泳いでもビーチには近づけなくて、とっても怖かったです。ある意味もうダメかもしれないと思いました。
ライフセーバーさんに助けられて事なきを得たのですが、身体1つで海に出ることがこんなに危険なのかと実感した出来事でした。
海は水面に近いほうが流れや波が激しいんです。
そう考えると、海水浴よりダイビングの方がずっと安全なんじゃないかと感じました。
呼吸するための空気を背負っているし、素足よりも確実に前に進めるフィンもつけています。マスクのお陰で視界がぼやけることもありません。
それ以降海水浴には行っていません。ダイビングよりも海水浴の方が怖いです。
ダイビングはしっかりとリスクを考慮したスポーツとして確立されています。
そのためにPADIの様な教育機関があり、ライセンスがあるわけです。
もし危険な場面に遭遇しても、どうしたらそれを回避できるかしっかりと勉強します。
頼もしすぎるガイドさんと先輩ダイバー
それにダイビングは決してひとりでは潜りません。必ず2人以上で潜ります。
大抵はダイビングインストラクターさんや、ガイドさん、ベテランダイバーさんと一緒に潜ります。
マンツーマンの時もあれば、1チーム10人くらいで潜る事だってありますよ!
だから分からないことは先輩ダイバーさんが教えてくれますし、みんな面倒見がいいです。
海中で何かトラブルになりそうなときはすぐに様子を見に来てくれます。
初心者ダイバーの強い味方は、先輩ダイバーさんたちです。
ベテランさんは本当に頼もしい。そう思ったエピソードがあります。
まだダイビングを始めて2ヶ月目。
利用するのは2回目のショップで、顔が分かるのはインストラクターさんだけ。
その時は5人ほどのチームで一緒に潜る予定だったのだけれど、エントリー(船の上から海に入ること)するときにイントラさんの姿が見えませんでした。
わたしは不安になってあたふたしていたのだと思います。
同じチームの素敵なオジ様ダイバーが
「あなたと私は同じチームですよ。イントラさんは海中の状態を見に先に入りました。僕らと一緒にエントリーしましょう!」
と優しく声を掛けてくださいました。
それでどれだけ安心したことか。ありがとうございました。
ガイドさん(大体はインストラクターさんと同じ)も頼もしいです。
海中で何か異変があるとすぐに駆けつけてくれます。
ダイバーがトラブルになっている時は、だいたい不安な気持ちで焦っています。
それが海の中では一番危険です。不安やパニックは命に関わります。
でもガイドさんは不思議なパワーで安心させてくれるんですよね。
「一旦、泳ぐのをやめて止まって休憩しましょう。」「深呼吸してたくさん空気を吸いましょう。」「こんなかわいい魚がいますよ。」
※もちろんしゃべれませんが、そう言ってくれているのが伝わります。
するといつの間にかさっきまでの不安はどっかにいっちゃうんですね。
またリラックスして海の中を散策することができます。
丸っこいユラユラ・ふわふわが自然と癒してくれる
海の中は丸っこい生き物が多いです。写真はセジロクマノミちゃん。
丸いフォルムが「かわいい」と思うのはわたしだけではないと思います。
人もそうだけど、角が取れて丸くなった人が好印象なのと似ている気がします。
魚たちの形も丸みをおびているし、ヒトデやサンゴやイソギンチャクも丸っこい。
そういう丸いものが、潮の流れに合わせてユラユラ揺れています。
全体的にふわふわ感が溢れていて最高にかわいいです。
このゆるふわな世界も、ダイビングが癒されるスポーツである理由だと私は思っています。
ビーチにいるだけじゃもったいない!海に潜ろう
以前は海水浴で夏を満喫していたが、今はダイビングの方がもっと楽しいです。
ダイビングを始めたら心も体も癒されてポジティブになりました。
せっかく海が好きなら、海の中の世界もぜひ見てみてください。
海が日ごろの疲れを癒してくれるのは本当の話ですよ。まずは体験ダイビングをしてみるのも良いですね。
「シュノーケリングの次は体験ダイビング 泳げない人も安心・感動の世界」
癒しの青と静かな音の世界
心落ち着かせる青い色。透明度の良い海はより青くて、色々な青色を見ることができます。
その中で聞こえる自分の呼吸する音も、普段は意識しないからこそよく聞こえます。
ゆっくりと深く呼吸するというだけで緊張もほぐれていくんですね。
呼吸音以外には、あまり音は聞こえません。
静か過ぎず、騒がし過ぎない海の音は最強のリラクゼーションです。
信頼できる仲間との出会い
ダイバー同士がコミュニケーションを取って、安全に楽しくダイビングをする。
先輩ダイバーさんたちも始めはみんな初心者だったから、どんな時に不安な気持ちになるのかも良く理解してくれています。
頼もしい仲間と出会うことができるのもダイビングの魅力です。
海の中はゆるふわで溢れてる
丸っこい生き物とユラユラ揺れる生き物がかわいい海の中。
ゆっくり動く光景を見ているだけでも優しい気持ちになれます。
陸上の世界でもゆるふわが流行っている理由が、海の世界を覗くとよく分かる気がします。
こうやって海の世界に癒されるとなんだかパワーが湧いてくるんです。
それが海を好きになる理由なんじゃないかなあ。
同じ思いを持った仲間たちや、癒しの生き物たちの力を借りると落ち込んでた気持ちもスッキリしてくるものです。
そして、海に潜れば潜るほど、どんどんポジティブで明るい表情になっていきます。
なぜか、ポジティブな気持ちになれるんですよねぇ!