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ダイビングとオーガニックで美しい人生を送るブログ

ダイビング初心者さんが知りたい細かすぎる不安や疑問

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今日は初心者ダイバーさんが気になることを一問一答式で紹介しようと思います。

なるべく専門的な言葉は使わずにわかりやすく書いていきます!

 

ダイビングの持ち物についてはこちらの記事で紹介したので合わせて読んでみてね!

ダイビングのレンタル器材は何が含まれる?自分で用意する持ち物は?

雨が降ってもダイビングはOK!天気が良くない日のおすすめ持ち物

ダイビング みんなの疑問編

女性も男性も、初めてのダイビングは不安やわからないことがたくさん。
ベテランダイバーさんに聞いたら教えてくれそうだけど、ちょっと恥ずかしくて聞けないなあ…
とお悩みのあなたにだりあがお答えしましょう!

耳抜きが苦手。できないとどうなるの?

耳抜きはダイビングの必須スキル。これができないと、深いところへ潜っていけません。

水圧がかかり、とにかく耳の奥が痛いです。そのまま無理やり潜行は絶対ダメ!

最悪の場合、聴力に障害が残ることも。

もしなんどやっても耳抜きがうまくできなかったら、残念だけどその日のダイブは諦めましょう…涙


原因は、鼻がつまっていたり、前の晩に深酒をしたり、睡眠不足だったり。

きちんとコンディションを整えて行くことが大切ですよ。

花粉症や鼻炎の人は、一度耳鼻科の先生に相談してみましょう。

 

BCDの中性浮力調整っていつやるの?

基本的には深い場所へ行くにつれて空気を吸気します。

反対に、浅瀬へ向かう時は抜いて排気します。
いまいちタイミングがわからないという人は、あらかじめガイドさんに相談しておきましょう。
「苦手なので、給排気のタイミングを水中で教えてください。」
と伝えておけば、ガイドさんは様子を見てそのつど教えてくれますよ。

 

冬にダイビングってできるの?服装は?

バリバリ潜れますよ!冷たい海用のドライスーツというものがあるので安心してください。
もちろんレンタルできます。

ドライスーツ用のインナーにヒートテックなどの保温性が高いものを着るとよいですよ。

関連記事>「【冬のダイビング】ドライスーツをレンタルして海中で宝探ししよう

冬のダイビングの魅力や服装についてまとめています。

 

目が悪くて…ダイビング中にコンタクトしてもいい?

体験ダイビングなら、コンタクトをしていても良いかもしれません。
でも基本的には、外しておいたほうがベター。マスクに水が入ってしまって無くしてしまうかも。
度つきのマスクもほとんどのショップでレンタルできるので、始めに目が悪いことを伝えておきましょう。

関連記事>「ダイビングマスクはcocoloa!みんなに褒められる可愛いマスクの選び方

わたしは眼鏡を掛けなくても大丈夫な程度の視力ですが、目が悪い人は一眼ではなく二眼タイプのマスクを選ぶといいですよ。

 

タンクの中身って酸素?

半分正解!でも酸素だけではありません。あのタンクの中身は、なんと!

空気です。

わたしたちが普段吸っている空気とほぼ同じです。酸素だけ吸っていたら人間死んでしまいます(笑)


講習が必要だけれど、酸素の濃度が空気より少し濃いエンリッチドエアーという種類もあります。

 

一回のダイブの費用は?いくらかかるの?

ダイビングポイントやスタイル、ショップさんによってかなりばらつきがあります。

純粋に潜ることだけなら、一日2回のダイブで13000円~20000円くらいが相場。

ボートダイビングなら少し高くなるし、3回のダイブでそれくらいのショップも。


その他に、交通費、昼食代、レンタル代(料金に含まれている場合もあり)などがかかります。
ちょっと高い?

でもダイバーの安全を考えた値段設定ということをお忘れなく。

 

ダイビング器材はいくら?

こちらもピンからキリまで。こだわりだしたらどんどん高くなります。
初心者ダイバーでも安心して使える入門セットを用意しているショップも多く、だいたい6万円前後から揃えることも可能。
でも初めから全部買っちゃうと目玉が飛び出るくらいの請求が…なんてことも有り得るので気をつけて。

関連記事>「重器材と言えばBCD|ダイビング重器材を購入するメリット・デメリット

ご自分でBCDを買おうか迷っている人はこちらの記事を参考にしてみてください。

 

ダイビング中に貴重品はどうしてるの?

わたしがお世話になっているショップさんは、みんなの貴重品ひとまとめにしてダイブセンターに預けています。


きちんと管理してくれますが、念には念を。

不必要なものは持っていかないのが鉄則です。

ダイビング後に飛行機で帰るけど、今日潜れる?

潜ってはいけません。

ダイビングをしてから約18時間は飛行機に乗ってはいけません。
減圧症という病気になる危険性があります。
最終日は潜らずに観光やグルメなどを楽しみましょう。
減圧症についてはオープンウォーター講習の時に勉強します。

関連記事>「【ダイビングライセンス取得 体験談】オープン・ウォーター講習の流れ」 

 

フィンキックって、バタ足でいいの?あおり足って何?

OKです。でも、スイミングのように早く泳ぐのではなく、ゆっくり優しく漂う感じです。

「あおり足」という方法は、平泳ぎの足のようにキックする方法です。

サンゴ礁やきれいな砂地など、足を上下にキックすると知らぬ間に生き物を傷つけたり、砂を巻き上げて後ろのダイバーさんの迷惑になってしまうことも。

ああり足は必須スキルではありませんが、ぜひマスターしたいスキルですね。

関連記事>「ダイビング翌日の筋肉痛で分かる鍛えるべき筋肉 」 

 

ダイビングのバディって何?一人で潜っていいの?

絶対ダメです。

必ずバディ(水中のパートナー)と潜ります。
これは、水中で何かトラブルがあった時に誰にも助けてもらえないからです。
でも一人でダイビング旅をする人はたくさん!

一緒に潜るガイドさんや、チームの人が一緒なら彼らがバディです。

ダイビングは雨が降ったら中止?

いいえ、そんなことはありません。

雨や風の度合いにもよりますが、普通の雨ならば余裕で潜れるポイントがほとんどです。

手荷物や着替えはダイブセンターに預けられるし、器材やスーツは海に入ったら結局濡れますからね。
でも台風や雷などの嵐はほぼ100%中止です。危険です。

関連記事>「雨が降ってもダイビングはOK!天気が良くない日のおすすめ持ち物

 

ダイビング 女性の疑問編

女性だからこその悩みって、普段の生活でもたくさんあるよね。
ダイビングに行くに当たって気になるポイントを一つずつ解決しよう!

 

ダイビングの時メイクはどうすればいい?

そうですよね。すっぴんはちょっと嫌ですよね。

でも、いつもどおりのバッチリメイクはやめましょう。ファンデーションもやめましょう。

汗や海水で目に入ったら痛いし、海から上がったあと悲惨なことになります。
どうしてもスッピンは見せられない!というあなたは、マツエク・眉毛ティント・リップティントでバッチリです。

関連記事>「ダイビング旅行のメイクは?髪型は?服装は?【ダイビング女子の悩み】

 

日焼け止めは塗ってもいい?

大丈夫です。

でも、普段使っているものではなく、環境に優しい日焼け止めにしてね!


腕や脚はスーツを着るのであまり焼けません。

問題は顔ですが、わたしは塗りません。

なぜなら日焼け止めを塗るとマスクが曇りやすくなるからです。

あと、マスク汚れますし、目に入るとしみます。

でも全く塗らないでいると、マスクの形に日焼けすることもあるので気をつけてくださいね。

関連記事>「サンゴに優しい日焼け止め【海を愛する全ての人へ】海の環境を守る」 

 

生理でもダイビングできる?

できます!タンポンをうまく使いましょう。
ただし、それぞれのボートやダイビングポイント、ダイブセンターによってトイレの状態も様々なので、できれば避けたいのが正直なところ。


わたしは生理に当たりそうだったら婦人科でピルを処方してもらいます。
生理を遅らせる(もしくは早める)ピル。
せっかくのダイビングなのに女の子の日のことは気にしたくないですよね。

だって生理めんどくさいじゃん(笑)

 

ウェットスーツの下は水着?

水着です。セパレートタイプのビキニがオススメ!ワンピースタイプはトイレがめんどくさいのでやめておきましょう。
肌を出すのはちょっと…というひとは、フィットネス用のツーピースにしてみてはどうでしょうか。

 

人に聞きにくい疑問編

わからない事はガイドさんや一緒に潜るダイバーさんにどんどん聞きましょう!
でもちょっと聞くのは恥ずかしいなあ…というシリーズです。

 

わたし、太ってます

大丈夫です。
スリムな方も結構太ってる方も着れる、幅広いサイズのウェットスーツをレンタルできるショップがほとんどです。
実際海に行ってみると、かなり太ってる人もわりといるし、ベテランさんだったりするのです。

 

ダイビング中におしっこしたくなっちゃう

多分、みんななります。

体が冷えたりすることによる人間の生理現象です。


でもウェットスーツを着ている状態でおしっこしては絶対ダメです!

なぜなら、潜ることで水圧がかかりスーツは体に密着します。おしっこも凝縮…

するともう、洗ってもウェットスーツからおしっこの臭いずっっっと取れません(涙)
必ずダイブ前にトイレは済ませましょう。利尿作用のあるコーヒーや緑茶などの飲み物は避けたほうが無難。

 

ダイビングしたらお腹が…下痢かも

そうなんですよね、わたしもよくお腹壊します。

やはり水の中にいるので冷えちゃうんですよね。

なので、ウェットスーツの下にお腹まで覆える保温性インナーを履いています。これだけで結構変わります。

ウェットスーツインナーで防寒|6月のダイビングはまだ寒い?

こちらの記事で紹介しているので読んでみてください。
あとは、お腹の調子を整えておくのも大事。整腸薬を朝飲んでおくのも効果的でした。

 

ダイビングのマナー編

ダイバーの間には暗黙のマナーがあるのです。と言っても考えてみれば当たり前のことも多いのだけれど、きちんと心得ておきましょう。

 

生き物は触らない、持ち帰らない

これは鉄の掟です。

南のリゾートダイビングでは、ウミガメやサンゴを手が届く距離のところで見ることができます。

でも、触ってはいけません。生き物はみんなデリケートです。

触れたことによってサンゴを壊してしまうかも。

ウミガメちゃんにストレスをあたえてしまうかも。

かわいい顔して毒を持っていたり噛み付いたりして危険な生き物もいます。人間だって街で出会った人にいきなり触ったりしないですよね。海の中でも同じです。

ダイバーは海の生態系を壊すようなことはしてはいけません。美味しそうな魚やウニがいても、持ち帰ってもいけません。

 

周りをよく見渡そう

海中では陸上のようにうまくコミュニケーションが取れません。バディやチームのみんなを無視して自分勝手な行動をすると、命取りになります。
生き物や写真を撮るのに夢中になるのはわかるけど、こまめに周りの様子に気を配ってくださいね。

 

フィンの先っぽまで気を遣おう

フィンをつけると身長が伸びます。

というのも、海中では横向きになってスーパーマン状態ですから、フィンの先までが自分の身長です。

 

いつもより足が長くなるので、その分気をつけないといけません。

後ろのダイバーさんや、サンゴを蹴ってしまったり、そのつもりはないけど砂を巻き上げていたり…

迷惑ダイバーにならないためにもフィンの先まで気を遣いましょう。

最近流行のロングフィンはかっこいいけど、小回りが利きづらいので注意が必要です。

関連記事>「【ガル スーパーミュー】女性23.5cmでSサイズ|安心日本製フルフットフィン

 

ゲージやオクトパスはぶらぶら禁止

オクトパス(緊急用に使う空気を吸うやつ)や空気の残圧ゲージなどは、BCDに固定してぶらぶら垂れ下がらないようにしましょう。海底や岩にぶつかって壊れたり、生き物に引っかかってしまったり、良い事なしです。固定するグッズもダイビングショップに売っています。

 

細かすぎる不安や疑問まとめ

わたしがダイビングを始めた時に感じた不安や疑問をもとに書き出してみました。

一概に絶対こうです!とは言いにくい疑問もあるけれど、気になったらどんどん周りのダイバーさんに聞いてみましょう。

ダイビングを始めた時、ウミガメに触っちゃいけないことをわたしは知りませんでした。

サンゴが生き物なのも良く分かってなかったし、知らないことだらけ。(迷惑をかけた皆様、ごめんなさい)

でもガイドさんやベテランダイバーさんたちが教えてくれました。

こうするともっといいよ!とか、先輩ならではのアドバイスをくれますよ。

みんな優しい。ありがとうございます!